麻雀の全体役・部分役とは?一覧と戦術を解説
全体役・部分役とは?
麻雀の全体役とは、14枚の手牌すべてを使って作る役のことを指します。一方で、部分役とは14枚の手牌のうち数枚だけを使ってできる役のことを指します。
役満も全体役や部分役とすることが多いものの、含まれないとする説もあります。直接ゲーム進行に関わる用語ではないので、厳密な定義はないようです。
全体役の一覧
麻雀のゲームや試合等で一般的に採用されている役の中で、全体役にあたるものは以下のとおりです。
役満も全体役・部分役に含むとする場合は、四暗刻や国士無双、九蓮宝燈、緑一色、字一色、
清老頭が挙げられます。
部分役の一覧
麻雀のゲームや試合等で一般的に採用されている役の中で、全体役にあたるものは以下のとおりです。
部分役は定義が曖昧ですが、アガリの方法が条件になっている役(門前ツモや嶺上開花、搶槓など)は部分役には含まれないとすることが多いようです。
また、役満も全体役・部分役に含むとする場合は、大三元や四喜和(大四喜・小四喜)が部分役に含まれます。
全体役と部分役のまとめ
全体役は14枚全てで構成するため、部分役と比較すると受け入れ枚数が多いです。よって、満貫以上を狙えるような手牌ではないときは全体役である平和やタンヤオを門前で狙った方が早く手が完成する可能性が高いです。
一方で部分役は、初めから狙っていくと受け入れ枚数がどうしても少なくなりがちであり、かつ順子の役が多いので高目と安目が存在し、打点が安定しません。
麻雀初心者だとついつい覚えやすい三色同順や一気通貫のみでアガろうとしてしまいがちですが、この戦略だと受け入れ枚数が減ってしまい結局アガれないという事態に陥りがちです。
部分役は頭の片隅に置きつつも、まずは全体役を成立させるためにはどうするかを考えることが重要です。先に確定している場合や組み合わせてドラが絡んだ混一色などの全体役を狙える際には、部分役も活用しつつ積極的に狙うといいでしょう。
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