麻雀の自家(ジチャ)・他家(ターチャ)とは?自分・他人を意味する麻雀用語
自家・他家とは
自家(読み方:ジチャ)とは、麻雀において自分を指す言葉です。自家という呼び方は、対局が進んでも呼び方が変わることはありません。自分以外のプレーヤーのことを、自家に対して他家(読み方:ターチャ)と呼びます。また、他家も複数の呼び方に分けられ、自分の右にいるプレーヤーを下家、卓を挟んで反対側にいるプレーヤーを対面、左にいるプレーヤーを上家と呼びます。
自家と自風の違い
自家は自分を指す言葉と説明しましたが、もう一つ自分の位置を指す言葉として「自風」というものもあります。自風とは現在の局における自分の方角を指す言葉で、局によって変化します。自家と自風という言葉を使って「自家の自風は東」という表現ができます。
自家以外の席順
自分のことを自家というのに対し、自分以外のプレーヤーのことを他家と呼びます。他家は上家・下家・対面の3種類に分けられ、ツモ順(牌を引く順番)は自家⇒下家⇒対面⇒上家の順に流れます。
上家
上家とは、自分の左側に座っているプレーヤーを指します。上家からのみチーができるので、麻雀初心者の方は覚えておきましょう。
対面
対面とは、自分から卓を挟んで反対側に座っているプレーヤーを指します。
下家
下家とは、自分の右側に座っているプレーヤーを指します。下家のプレーヤーにとっては自家が上家となるため、下家は自家からチーをすることができます。
スポンサーリンク
その他の○家という表現
麻雀では、自家や他家の他にも○家という表現をする言葉がいくつかあります。それらについても紹介しておきます。
東家(トンチャ)・南家(ナンチャ)・西家(シャーチャ)・北家(ペーチャ)
自風が何かによって呼び方が変化します。東家のプレーヤーがその局の親を務めます。
- 東家:自風が東のプレーヤー
- 南家:自風が南のプレーヤー
- 西家:自風が西のプレーヤー
- 北家:自風が北のプレーヤー
起家(チーチャ)
起家とは、麻雀において東一局で親番を務めるプレーヤーのことを指します。起家の手元には、その人が起家であることを示す「起家マーク」が置かれ、東場の間は「東」という文字が、南入すると裏返して「南」という文字が見えるように置きます。
起家決めなど初歩的な麻雀のルールについては、こちらの記事で解説しています。
自家で覚えておきたいポイントまとめ
自家は、麻雀において自分を指す麻雀用語です。役に直接かかわるような知識ではありませんが、スマホアプリの麻雀ゲームでは自分のことを自家と表記しているものもあります。いきなり自家という表記が出てきたときに焦らないようにしましょう。
また、麻雀では自家以外にも○家という表現をする言葉がいくつか存在します。初心者の人は混乱しないように、一つ一つの言葉の意味をしっかりと理解しておきましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません