麻雀の洗牌(シーパイ/センパイ)とは?読み方で変わる2つの意味

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洗牌とは?

麻雀の洗牌(読み方:シーパイ、センパイ)とは麻雀牌に関する用語ですが、読み方によって少々意味が異なります。2つの読み方それぞれの意味について解説します。

洗牌(シーパイ)

洗牌(シーパイ)とは、トランプゲームにおけるシャッフルにあたる行為のことを指します。

麻雀では、各局の開始時に全ての牌を裏返して混ぜ合わせます。その後、各プレイヤーがそれぞれの山を積み、親がサイコロを振り、配牌を行い…といった流れがあります。詳しくは初心者向けルール解説の記事でも紹介しています。

この中で、「全ての牌を裏返して混ぜ合わせること」を洗牌(シーパイ)といいます。また、「各プレイヤーがそれぞれの山を積むこと」を砌牌(チーパイ)、「親がサイコロを振り、配牌を開始する位置を決めること」を開門(カイメン)といいます。

全自動麻雀卓ではこの砌牌(チーパイ)を自動で行ってくれる他、開門(カイメン)を省略してドラ表示牌を自動で出してくれるものや、各プレイヤーの配牌までも自動で行ってくれるものもあります。

また、洗牌(シーパイ)をするときには積み込み(山に自分が欲しい牌を積んでおくこと)などのイカサマができてしまう余地があります。麻雀漫画の世界ではイカサマが登場するシーンもありますが、手積みで麻雀を遊ぶ際には特に必ずこのような不正行為をしないようにしましょう。

洗牌(センパイ)

洗牌(センパイ)とは、牌の汚れを掃除することを指し、主に雀荘で用いられる用語です。前述の「全ての牌を裏返して混ぜ合わせること」を"センパイ"と呼ぶこともあるため、混同しないようにしましょう。

一般的には、全ての牌を裏返しに並べて水で濡らした布巾(または薬剤を塗布した布巾)で1回、乾いた布巾で1回拭く所作を牌の6面全てで行うという流れになります。洗牌のやり方や動作を解説している動画も存在します。

洗牌に関するポイントまとめ

洗牌は「シーパイ」「センパイ」という2通りの読み方があり、前者は全ての牌を裏返して混ぜ合わせること、後者は(主に)麻雀牌の汚れを拭いて落とすことを指します。読み方で意味が変わってしまう場合があるため、注意が必要です。

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