ノミ手とは?役が1翻のみの安い手を指す麻雀用語

スポンサーリンク

ノミ手とは

ノミ手とは、1翻しか役が付かないような手牌を指す麻雀用語です。得られる点数は非常に少ないですが、とりあえず親番を連荘したいときやトップで最終局を迎えて速攻で終わらせたいとき、他家のリーチを蹴るときなどによく使われます。ノミ手には鳴き可で成立条件の緩いタンヤオや役牌、平和などの役がよく使われます。

のみキックとは

ノミ手で他家のアガリを阻止することを「のみキック」あるいは単に「蹴る」といいます。ノミ手で素早くアガってその局を終わらせることで、このようなメリットがあります。

  • 連荘レンチャンが続いているプレイヤーの親番を終わらせたいと
  • リーチしている他家がいるとき
  • 高得点が見込まれる他家のアガリを阻止したい時とき

スポンサーリンク

ノミ手によく使われる役

タンヤオ

タンヤオは鳴き可な1翻役で、数牌の2~8のみで手牌を作るという緩い成立条件のため、とても扱いやすい役です。素早くアガリを狙える手として様々な場面で使用されますし、タンヤオのみのノミ手もよく見かけます。

ナシナシルールでは喰いタンは使えない

ノミ手によく使われる、鳴いて作ったタンヤオのことを「喰いタン」といいます。いわゆる「ナシナシ」と呼ばれているルールでは喰いタンの成立を認めていないため注意が必要です。

役牌

白發中の三元牌または自風牌・場風牌のいずれかで刻子を作ると成立する1翻役です。鳴き可でとりあえず字牌で1面子作れればあとはどのような手牌でも成り立つので、この役もノミ手としてよく使われます。

リーチ

テンパイしたけど役がない、という時にリーチをかける戦術も場合によっては有効です。一発・ツモといった偶然役や裏ドラが乗る可能性もありますし、他家の警戒も誘えます。

狙ってやるノミ手というよりは、手があまり高くならず打開のためのノミ手リーチという印象になります。

スポンサーリンク