偶然役とは?全8種類の偶然役一覧

麻雀の偶然役

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偶然役とは

偶然役(ぐうぜんやく)とは、狙って揃えることのできない麻雀の役を指します。ツモやカンなどの行為によって発生する役が偶然役に該当しますが、完全なる運要素によって成立する役、両面待ちの場合に待ちの片方のみで役が成立するものも偶然役に含める場合もあります。

偶然役の一覧

偶然役の一覧は次の通りです。

  • 嶺上開花
  • 海底摸月
  • 河底撈魚
  • 搶槓
  • 一発
  • ダブル立直
  • 天和(テンホー)
  • 地和(チーホー)

嶺上開花(リンシャンカイホー)

嶺上開花は、カンをして引いた嶺上牌でアガると成立する偶然役です。カンは狙ってできるものではなく、さらに嶺上牌でアガらなければいけないという運要素があるため、嶺上開花を狙ってアガることは不可能です。

海底摸月(海底ツモ)

海底摸月(海底ツモ)は、その局の最後の牌(海底牌)でツモ和了すると成立する偶然役です。海底牌はポンチーなどで引くプレイヤーがズレることもあり、狙ってアガることは不可能です。

河底撈魚(河底ロン)

河底撈魚(河底ロン)は、その局の最後に捨てられた牌でロン和了すると成立する偶然役です。海底ツモと同様に捨てるプレイヤーがズレる可能性があり、狙ってアガることはできません。

搶槓(チャンカン)

搶槓(チャンカン)は、他のプレイヤーが加槓した牌でロン和了すると成立する偶然役です。他家がポンしていなければそもそも加槓する場面が発生せず、なおかつ4枚目の牌をポンをしたプレイヤーが引き、さらに加槓する選択肢を取らなければ発生しません。

一発

一発は、リーチをかけた後の1巡以内にツモまたはロン和了すると成立する偶然役です。他の偶然役と同様に狙ってできるものではないため、偶然役に含まれることが多いです。

ダブル立直

ダブル立直は、親は配牌時・子は鳴きが入らない第一ツモ時にテンパイしており、リーチをかけると成立する偶然役です。配牌などの自分の手が介入しない要素によってしか成立しないため、偶然役として扱われることが多いです。

天和(テンホー)

天和(テンホー)は、親の配牌時にアガっていると成立する役満です。完全に運次第ということから、偶然役に分類されます。

地和(チーホー)

地和(チーホー)は、第一ツモの前にポンやチーが入らない状態で、第一ツモでアガると成立する偶然役です。天和と同様に、運要素が極端に絡むことから偶然役に分類されます。

ツモやリーチなどは偶然役ではない?

ツモやリーチも、一見偶然役のように見えます。しかし、偶然役ではなく行為役という扱いをします。実際に麻雀をする際に覚えておかなくても問題ありません。

偶然役で覚えておきたいポイントまとめ

偶然役は、名前のとおり偶然成立する役のことを指す麻雀用語。偶然成立するため、別名「偶発役」とも言われる偶然役は、先に役を確定させなければいけない「完全先付けルール」だと、これらの役だけでのアガリが認められないことが多いです。

天和や地和は別として、その他の偶然役はおまけの役として考えておきましょう。

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