麻雀の打ち筋とは?打ち手それぞれのスタイルを指す麻雀用語

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打ち筋とは?

麻雀の打ち筋とは、それぞれの打ち手によるプレースタイルや打ち方の傾向などを指します。タイプによりさまざまな種類の分け方ができます。

  • 攻撃を重視 or 守備を重視 or バランスをとる
  • 副露を多用して和了までのスピードを出す or 門前を重視   など

攻撃型と守備型について一口に説明することは難しいかもしれません。攻撃型の中にも、1回の打点よりも和了数を重視して手数で攻めるタイプや、打点を重視して手作りを行うタイプなど様々あります。守備型の例としては、相手のリーチや積極的な仕掛け(副露)に対してオリることが多く放銃率が低い打ち方が挙げられます。

“副露多用"or"門前重視派"においてもそれぞれもメリットがあります。タンヤオ役牌などの役を絡めれば、副露をすることでアガリまでのスピードを出すことができます。

一方、門前の場合のみ和了できる役があることや、相手の攻撃に対して柔軟に対応しやすいなどの面から門前を重視することにも良い点は多くあります。

Mリーグでの例

前述例2番目の"副露多用"or"門前重視派"に関して、Mリーグの選手で例えてみます。’21-’22レギュラーシーズンにて副露率が最も高いのはU-NEXT Pirates所属の小林剛選手、副露率が最も低いのはTEAM雷電の黒沢咲選手です。

小林選手の麻雀は副露を多用してアガリまでのスピードを出すことが大きな特徴です。一方、黒沢選手は滅多に副露をせず、門前で高打点の手作りをすることが特徴の一つです。

両選手の対局をご覧になったことがある方はご存知の通り、極端にプレースタイルが異なります。このように、競技麻雀プロの中でもさまざまな打ち筋があると言えるでしょう。

副露率

1局の中で副露の有無の割合を副露率と呼びます。"1回以上副露をした局"を"全体の対局数"で割ることで算出され、パーセント(%)で表されます。

オンラインゲームでの表示

麻雀オンラインゲーム『天鳳』では、通算戦績の項目にて各順位をとった割合や平均順位などの他、和了率・放銃率・副露率・立直率を確認することができます。また、同じく麻雀オンラインゲームである『MJ』では通算戦績の他、各役をアガった回数なども確認できるようです。

打ち筋に関して覚えておきたいポイントまとめ

麻雀ではアマチュアプロに関わらず、打ち手によるプレースタイルは千差万別です。攻撃指向・守備指向・副露・門前など分類も様々ですが、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で取り組むとより戦術の幅が広がるかもしれません。

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