麻雀の焼き鳥とは?由来・やきとりマーク・点数や清算タイミング

麻雀の焼き鳥

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麻雀の焼き鳥とは

麻雀における焼き鳥(ヤキトリ)とは、半荘(1ゲーム中)に一度も和了できない、すなわち一度もツモやロンでアガれなかった時の状態を指す麻雀用語です。一度もアガれなかったプレイヤーに課せられるペナルティ自体を「焼き鳥」ということが一般的で、そのルールを「焼き鳥あり」と呼びます。

焼き鳥の由来

麻雀なのになぜ焼き鳥なのかというと、手牌が関係しているという説が有力です。麻雀の手牌は鳥が飛び立つことを表しているとされており、「(飛び)アガれない」といった状態をその後もう焼き鳥にするしかない末路を表したというのが由来の通説です。

1索が一般的に鳥のマークが描かれているなど鳥に関するモチーフが取り入れられている、「揚がっていない」ことから「揚げてない≒焼いている」など諸説あります。

やきとりマークとは

やきとりマークは、一般的にオレンジの札に「やきとり」と書かれているデザインが一般的で、焼き鳥ありルールの場合に用いるものです。焼き鳥のプレイヤーがわかるようにするためのもので、焼き鳥を回避したプレイヤーはやきとりマークをしまいます

デザインによっては、裏返して判定するものもあるようです。全自動麻雀卓であればやきとりマーク、起家マークを置く場所があるものもあるため、副露した際の邪魔にならないようになっています。

焼き鳥に関してよくある質問

焼き鳥になったら何点支払う?

1万点・3万点・チップ3枚など焼き鳥ありルールはローカルールのため諸説あり、厳密には決まっていないようですが、マイナス10(1万点相当)とすることが多いようです。焼き鳥じゃないプレイヤーで山分けする場合が多いようですが、各プレイヤーにそれぞれ支払うルールも存在します。

焼き鳥で点数を受け取るプレイヤーは誰?になったら何点支払う?

焼き鳥ではなかったプレイヤーに、焼き鳥だったプレイヤーから支払われるのが一般的です。3万点返しの場合3万点を超えたプレイヤーで山分け、トップがもらうなどのルールも存在するため、採用する場合はどれにするか決めておきましょう。

2人や3人焼き鳥の場合は?

複数人焼き鳥のプレイヤーがいる場合、ノーテン罰符のように残りのプレイヤーで山分けになることが多いようです。

焼き鳥を清算するタイミングは?

焼き鳥は順位決定後に反映することが多いようです。

焼き鳥に関連するローカルルール

焼き戻し/焼き直し/焼き鳥返し

焼き戻しとは、全員焼き鳥を回避した時点で再度焼き鳥が復活するローカルルールです。別名「焼き直し」「焼き鳥返し」などとも呼ばれています。

焼き豚

焼き豚とは、オーラス時に焼き鳥のプレイヤーに振り込んでしまう、すなわち焼き鳥を解消してしまうと発生するローカルルールです。罰符も焼き鳥と同様の場合がありますが、こちらもローカルルールなので定義には揺れがあります。

焼き鳥ありの場合の基本戦略

焼き鳥ありの場合、まずはとにかく和了することを一番に考えて焼き鳥を積極的に回避していかなければいけません。

など、比較的手軽にアガれそうな配牌や手牌の時にアガりを狙いましょう。

焼き鳥で覚えておきたいポイントまとめ

焼き鳥は知名度が高く雀荘では採用していることも多いものの、実はローカルルールで正しい取り決めはありません。採用する場合には、点数・清算タイミングをあらかじめ決めておき、トラブルにならないようにしておきましょう。

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