二鳴きとは?鳴ける牌を1枚見逃して2枚目に鳴く麻雀テクニック

テクニック

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二鳴きとは

二鳴き(読み方:になき)とは、手牌に同じ牌が2枚あり、ポンできる牌が出たときに1枚目はポンせず2枚目が出たときにポンをすることを指す麻雀用語です。2枚目に鳴くので二鳴きと呼びます。

あわせて覚えたい

1枚目に出た牌ですぐにポンをする場合は、 「一鳴き(いちなき)」 と呼びます。

二鳴きのメリット・デメリット

鳴ける牌を一枚見逃す、二鳴きという戦い方のメリットとデメリットについて解説します。

二鳴きのメリット

二鳴きをすること、すなわち1枚目の牌を見逃すことのメリットは門前で手を進められる可能性を残すことができる点です。

  • リーチをかけられる可能性が残る
  • 食い下がりが発生しない
  • これらにより結果的に点数が高くなる可能性がある

一気通貫一盃口など、食い下がりのある役はその役に関わる部分でなくても食い下がりが発生して翻数が下がってしまうため、より高い点数が必要なときにはあえて1枚目を見逃す戦略も取れます。

二鳴きのデメリット

二鳴きをするということは、鳴くことのできるチャンスを一度見逃すことになります。そのため、局が進む中でなかなか最後の一枚が場に出てこなかったり、相手の手牌に吸収されてしまっていたりなど、自分自身の手が進まなくなってしまう可能性があります。

特に、1枚目が場に切られたとき悩むようなそぶりを見せてしまうと、「その牌を二鳴きされる可能性がある」と他のプレーヤーに警戒されてしまうので注意が必要です。

二鳴きで狭まる戦略も

二鳴きをしたのが数牌で、その数牌の周辺牌を多く持っている場合、手牌が実質片アガリの状態になったり、不要な牌・使いづらい牌が増えたりする場合もあります。中途半端に鳴かず手牌の完成形を意識して鳴くようにしましょう。

二鳴きが有効な場面

メリットとデメリットを踏まえ、どのような場面で二鳴きをするという選択をするべきでしょうか。

鳴くべきかの判断に、鳴いた時に自分の手が何点の手になるかを考えるというものがあります。たとえば、

二萬:麻雀王国六萬:麻雀王国八萬:麻雀王国三筒:麻雀王国六筒:麻雀王国二索:麻雀王国四索:麻雀王国九索:麻雀王国南:麻雀王国西:麻雀王国白:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国

のような手牌の時、中が切られたら鳴くことはできますが、その先の手の進み方や最終的な点数に伸びしろがありません。このような場合は一鳴きをせずにもう少し手が進んだ状態で二鳴きを目指すのも一つの打ち方です。

二鳴きで覚えておきたいことのまとめ

二鳴きとは、鳴ける牌が出たときに1枚目はスルーして2枚目で鳴くことを指します。麻雀において副露はそのプレーヤーの打ち方がよく出る行為の一つです。

いかなる状況でも重要な牌を一鳴きする人もいれば、基本は門前狙いで素点が大きそうな手牌の時だけ二鳴きで手を進めてくるようなプレーヤーもいます。自分の中で、一鳴きをする条件、二鳴きをする条件、鳴かない条件を決めておき、対局の流れで今自分がどう打つべきかを迷わないようにすることが上達への一歩です。

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