頂三刻/跳牌刻/筋牌刻とは?指定された数牌の刻子を揃える麻雀ローカル役
頂三刻とは
頂三刻(読み方:チョウサンコウ)とは、萬子・筒子・索子のうち1種類で1・5・9の数牌の刻子を揃えると成立するローカル役です。元は中国麻雀で採用されていた古役である頂三刻は、「ティンサンコー」とも読み、待ちや残り1面子・雀頭は自由です。対々和ではないと成立を認めない場合もあります。
頂三刻に関する基本情報一覧
- 翻数:2翻
- 食い下がり:なし
- 鳴き:可
跳牌刻とは
跳牌刻(読み方:チョウパイコー)とは、萬子・筒子・索子のうち1種類で数が1つ飛ばしの刻子を3つ揃えると成立するローカル役です。元は中国麻雀で採用されていた古役である跳牌刻は、「チャオパイコー」とも読み、待ちや残り1面子・雀頭は自由です。こちらも対々和ではないと成立を認めない場合もあります。
跳牌刻に関する基本情報一覧
- 翻数:2翻
- 食い下がり:なし
- 鳴き:可
筋牌刻とは
筋牌刻(読み方:スジパイコー・チンパイコー)とは、萬子・筒子・索子のうち1種類で147・258・369のスジにあたる数牌の刻子を3つ揃えると成立するローカル役です。元は中国麻雀で採用されていた古役である筋牌刻は、「筋連刻」とも呼び、待ちや残り1面子・雀頭は自由です。対々和ではないと成立を認めない場合もあります。
筋牌刻に関する基本情報一覧
- 翻数:2翻/3翻
- 食い下がり:なし
- 鳴き:可
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頂三刻/跳牌刻/筋牌刻に関連するローカル役
頂三刻/跳牌刻/筋牌刻には、派生したローカル役が数多くあります。関連している役や似ている役について紹介していきます。
三連刻
三連刻は、萬子・筒子・索子のいずれかで3連続した数牌の刻子を揃えると成立するローカル役です。数が1つ飛ばしになれば跳牌刻になります。また、三連刻の上位役に四連刻というローカル役満もあるので、あわせてチェックしてみてください。
小頂三刻
小頂三刻は、頂三刻の条件と同様に1・5・9の数牌を使うローカル役です。その3つの数牌のうち2つを刻子または槓子、残り1つを雀頭にすると成立します。鳴き可で残り2面子は自由であり、頂三刻の下位役に当たるため、翻数は1翻です。
小跳牌刻
小跳牌刻は、跳牌刻の条件と同様に数が1つ飛ばしの数牌を同色で揃えるローカル役です。揃える3つの数牌のうち2つを刻子または槓子、残り1つを雀頭にすると成立します。鳴き可で残り2面子は自由であり、こちらは跳牌刻の下位役に当たるため、翻数は1翻です。
四跳牌刻
四跳牌刻は、跳牌刻の上位役にあたるローカル役です。跳牌刻のように同色で1つ飛ばしの刻子を4つ揃えると成立します。四跳牌刻になる数牌の組み合わせは「1・3・5・7」「3・5・7・9」「2・4・6・8」の3つのみです。
二色で飛び飛びの数を使った刻子を4つ揃える二色四跳牌刻、三色で飛び飛びの数を使った三色四跳牌刻というローカル役もあるようです。
頂三刻で覚えておきたいポイントまとめ
頂三刻/跳牌刻/筋牌刻は、中国から伝わり古役として採用されていたこともあるローカル役。いずれのローカル役も特定の刻子を揃えることが条件であり、名前からも手牌の姿がが想像つきますね。
3つとも2翻役の鳴き可として扱うことが一般的なようです。対々和や三暗刻などとも相性が良く、どれを狙うかの戦略性も増すため、採用する際にはぜひまとめて採用してみてください。
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