アガリ止め(あがりやめ)とは?2着の場合やテンパイ止めとの違い – 麻雀ルール解説
アガリ止めとは?
麻雀のアガリ止め(読み方:あがりやめ)とは、主にオーラスで親が和了した際に連荘とせず、ゲームを終了できる取り決めのことを指す麻雀ルールです。トップの場合に限らず、2着や3着のときでもアガリ止めでゲーム終了を宣言できる取り決めもあります。アガリ止めなしとする場合には、オーラスにて子が和了するか、親がノーテンのまま流局した時にゲーム終了です。
アガリ止めアリはオーラスの親が有利?
アガリ止めは円滑に1ゲームを回せるようにすることを目的としてフリー雀荘では広く採用されているルールですが、オーラス時点でトップの親が有利になってしまうという懸念点も持ち合わせています。
一方、飛びあり(箱下なし)のルールでは持ち点が0点未満となったプレイヤーが生じた時点でゲーム終了となってしまいます。
(四人麻雀にて)北家のプレイヤーはアガリ止めの権利を持つことになりますが、飛びありのルールでは他家より親の回数が少なくなる可能性もあります。飛びありのルールにおいては、アガリ止め権利を保有する北家が必ずしも有利ということにはならないかもしれません。
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競技麻雀やネット麻雀での取り決め
競技麻雀では飛びなし(箱下あり)のルールが多いためか、オーラスのアガリ止めを無しとしている取り決めが一般的となっています。「麻雀最強戦」においても2018年にルール改訂があり、アガリ止めなしとなっています。Mリーグでもアガリ止めはありません。
また、麻雀のオンラインゲームにおいてはアガリ止めありとするルールが多く、天鳳やMJではオーラス終了時に親がトップだった場合は強制的にゲーム終了となります。
アガリ止めに関してよくある質問
オーラスで流局となりノーテン罰符の精算後に親がトップだった場合、ゲーム終了となりますか?
2着の場合でもアガリ止めを選択できますか?
ルールによっては選択できます。取り決め次第なので、ありかなしか決めておきましょう。
アガリ止めとテンパイ止めの違いはなんですか?
アガリ止めとテンパイ止めの違いは和了しているか、テンパイしているだけかの違いです。
アガリ止めに関して覚えておきたいポイント
アガリ止めとは、主にオーラス終了の時点で親が和了した場合に連荘とせずにゲーム終了とする、すなわちアガリでゲームを止める(やめる)という意味の取り決めのこと。トップの場合は強制的に終了とする場合や、トップに限らず2着3着の場合でもアガリ止めを適用させることができる場合もあります。
フリーの雀荘では一般的なルールですが、アガリ止めありの場合オーラスの親が有利に見えてしまうため、公平性の面から競技麻雀では採用されないことの方が多いです。家族や友人と麻雀で遊ぶ際には、テンパイ止めなどとともにアガリ止めの有無を確認しておくと良いかもしれません。
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