オーラスとは?麻雀の最終局面を表す用語 まくり・ラス確なども解説
麻雀のオーラスとは?
麻雀においてオーラスとは最後の1局を表す用語で、四人麻雀で半荘戦の場合は南4局、東風戦の場合は東4局のことをそれぞれ指します。語源は「All Last(オールラスト)」という和声英語からきていて、直訳の意味のまま「全ての終わり」を示す単語です。オーラスであっても親の連荘などによってゲームが続行する場合もあります。
この麻雀用語としてのオーラスから転じて麻雀以外の様々な場面で用いられるようになり、ツアーの千秋楽やリーグ戦の最終戦などもオーラスと表現することがあります。
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オーラスが終了する条件
基本的には局が終了する条件と同じになるため、子が和了するか親がノーテンで流局(荒牌平局)となればオーラスが終了します。
現在普及しているルールでは、親がトップで和了またはテンパイしたまま流局となった場合に連荘することを放棄しそのままゲームを終了することができます。これをアガリ止めといいます。
オーラスが終了する条件をまとめると、以下のとおりです。
- 子が和了するか親がノーテンで流局
- 親がトップで和了またはテンパイしたまま流局
ただし、オーラスに限らず局が終了する条件はテンパイ連荘を採用しているかどうか、トビありかなしか、途中流局の扱いはどうするかなど、取り決めによって大きく異なるため注意しましょう。
オーラスが続行する条件
親が2位以下で連荘することでオーラスは続行されます。連荘した回数に応じて「オーラス1本場、オーラス2本場、、、」とカウントします。
前述のように多くの場合アガリ止めルールを採用しているので、親がトップになった時点で連荘を放棄して終了とすることが多いです。
途中流局は親の連荘とすることが多いようですが、そうではない場合も多々あり取り決めによって異なりますので事前に確認しておくことが望ましいでしょう。
オーラスで対局が終わらない条件をまとめると次のとおりです。
- 親が2位以下で連荘
- 途中流局が発生(親の連荘とする場合)
オーラスに関する麻雀用語
ラス前
オーラスの前の局のことを指す麻雀用語です。つまり、四人麻雀であれば半荘戦の南3局、東風戦の東3局がラス前となります。
まくり
まくり(まくる)とはオーラスで2位以下の人がアガって逆転し、トップになることです。
アガラス・ラス確
最下位の人が最下位のまま終わるようなアガリをすることを「アガラス」や「ラス確」といいます。ほとんど無意味な行為と言え、トップ争いをしている他のプレイヤーからすれば無駄なアガリでゲームを終了させられたということで、嫌がられる場合も多いため注意しましょう。
オーラスに関するポイントまとめ
オーラスは麻雀の最後の局を指す用語でした。親の連荘や流局によってオーラスが続行する場合もありますが、取り決めによって続行の条件が異なるため事前に確認しておくようにしましょう。
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