発声優先とは?ポンとチーが同時に起こったときのローカルルール

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麻雀の発声優先

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発声優先とは

麻雀の発声優先とは、ポンやカンとチーが同時に発生されたときに、発生が早かった方を優先するルールのことです。麻雀では基本的にチーよりもポンまたはカンが優先されますが、そのルールを逆手に取り、チーを宣言した後から意図的にポンを被せることで妨害するプレイヤーがいたことからできました。

通常時のポン・チー・カンの優先順位

前述の通り、麻雀ではチーよりポンの方が優先されます。

ポンは手牌に2枚同じ牌がある(≒対子がある)ときに、他のプレイヤーが3枚目を捨てた時に起こるため、チーと同時に発生する可能性があります。ポンをする際にはすでに手牌に2枚あるため、同じ牌を4枚揃えるときに宣言するカンと同時には起こりません。

また、ロンはアガったことを宣言するものなので、ポン・チー・カンよりも優先されます。

簡単に整理すると、優先度は以下のようになります。

優先度高↔︎低
ロン>ポン・カン>チー

発声優先で覚えておきたいポイントまとめ

発声優先は、ポンとチーが同時に起こってしまった場合の対処法。基本的にはポンがチーよりも優先されるため、対人戦の麻雀ではチーをする際にワンテンポ待つ、一呼吸置く、数秒待つなど少し時間を置いてから発生するのがいいとされています。

チーは上家からしかできないことから、チーが宣言できるプレイヤー=次に牌を引くプレイヤーであるため、ほんのワンテンポ置いても問題ありません。

雀荘などで麻雀を打つ場合には、チーのタイミングを気にかけつつ、もしも被ってしまったら発生優先だということを覚えておきましょう。

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