麻雀の対子(トイツ)とは?対子落とし・対子場や対子手の意味・対子が絡む役

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麻雀の対子とは?

麻雀の対子(読み方:トイツ)とは、同じ牌を2枚ずつ揃えた状態を指す麻雀用語です。

対子落とし(トイツオトシ)とは

対子落としとは、同じ牌が2枚揃っている対子を捨てる(≒落とす)行為を指します。他家がリーチをかけている場合や、対子が複数ある際に手牌を平和の形に持っていく場合に対子落としをする必要が出てくるかもしれません。

対子場(トイツバ)とは

対子場とは、手牌が対子に偏る局のことを指す言葉です。一説によるとオカルト的な考え方とされています。順子より対子の多い方が印象に残りやすいため、このように言われているのではないでしょうか。

対子手(トイツテ)とは

対子手とは、対子が多い手牌を指す言葉です。七対子や対々和、三暗刻、四暗刻などを積極的に狙っていきましょう。

対子が絡む役「七対子」

七対子とは、その名のとおり対子を7つ集めることで成立する役のことです。対子が4,5組以上あるときに狙っていきましょう。4面子1雀頭の形ではない特殊な役であり、七対子の符は25符で計算するなど、麻雀の基本から外れていることが多い役です。

初心者でも覚えやすい役なので覚えておきましょう。

対子が絡む待ちの形「単騎待ち」「シャンポン待ち」

対子が待ちに絡むのは、雀頭の片方で待つ「単騎待ち」、対子のいずれかで暗刻になるのを待つ「シャンポン待ち」の2つです。

単騎待ちの例

二萬二萬二萬二筒三筒四筒九索九索九索白白白三索

上記の形だと、すでに2萬の刻子、2,3,4筒の順子、9索の刻子、白の刻子の3面子ができており、雀頭になる3索が対子になればアガれる状態です。このような待ちを単騎待ちと言います。

シャンポン待ちの例

二萬二萬二萬二筒三筒四筒九索九索九索白白三索三索

こちらの手牌は、あと白または3索がくれば4面子1雀頭の形が完成します。このように対子が2つの状態で待ち、どちらかを引いたときに片方が雀頭、もう片方が刻子になる待ちの形をシャンポン待ちと言います。

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対子に関連する麻雀用語

雀頭(ジャントウ)

雀頭とは、対子と同様に同じ牌を2枚集めたものです。アガリの際に持っている対子を雀頭と呼びます。

刻子(コーツ)

刻子とは、対子にさらに同じ牌をもう1枚加え、面子として利用できる形になっている状態のことを指す麻雀用語です。

順子(シュンツ)

順子とは、対子と違い「123」のような連続した数字で作る面子のことです。

面子(メンツ)

面子とは、順子・刻子・槓子のような牌を組み合わせた状態を指す麻雀用語です。雀頭や塔子は未完成面子と呼ばれます。

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