途中流局とは?途中流局になる全5つのローカルルールを解説

麻雀の途中流局

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途中流局とは

途中流局(とちゅうりゅうきょく)とは、対局進行中に何らかの要因によって条件を満たし、流局になることです。流局になるため点数のやりとりは発生しません。途中流局になる理由は全部で5つありますが、ローカルルールなので採用されていないこともあるので注意しましょう。

途中流局になるルール一覧

九種九牌(キュウシュキュウハイ)

九種九牌は、親は配牌時・子は鳴きが入らない第一ツモ時に、1,9,字牌が9種類9枚あると成立すると途中流局を選択できます。途中流局の中だと唯一ひとりのプレイヤーの手牌が要因で流局になるかどうかが決まり、九種九牌を宣言しなくても問題ないため、状況を見て国士無双チャンタなど他の手を狙うのもいいでしょう。

四風連打(スーフーレンダ)

四風連打は、一巡目の捨て牌が4人全員同じ風牌だと途中流局になります。四風連打が成立した時点で強制的に途中流局になってしまうため、4人目に捨てるプレイヤーで、該当する風牌を持っている際には流局を選ぶかどうか慎重に決めましょう。

四家立直(スーチャリーチ)

四家立直は、4人全員がリーチをかけた時点で途中流局になります。リーチを宣言した時点ではなく、4人目がリーチをかけ、その宣言牌が誰にもロンされなかった場合に四家立直が成立するため注意しましょう。

4人目のプレイヤーは、アガリたい場合ダマテンで待つしかありません。

四開槓(スーカイカン)

四開槓は、四槓流れや四槓散了とも呼ばれるように、2人以上のプレイヤーが合計4回カンをすると途中流局になるルールです。途中流局になるルールの中では定義に揺れが多いため、出現確率は低いですが定義をきちんと決めておきましょう。

三家和(サンチャホー)

トリロンとも言われる三家和は、1人のプレイヤーの捨て牌に対して残りの3人がロンを宣言するとアガリではなく途中流局になるルールです。2人が同時にロンするダブロンでは、2人の和了を認める場合が多いものの、トリロンは流局とする場合が多いです。

途中流局で覚えておきたいポイントまとめ

途中流局は、どんなに良い手牌でも局が途中で終了してしまうため、該当する行為には気をつけなければいけません。

九種九牌や三家和などは意図的に避けることはできないものの、四風連打は風牌を1巡目に捨てない、南家や西家なら他家と同じものを捨てないようにすることで途中流局の可能性は下げられます。

頻繁に出現するわけではありませんが、採用する場合にはしっかり各ルールを確認しておきましょう。

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