理牌(リーパイ)とは?手牌を整理することを指す麻雀用語 理牌読みは重要?
理牌(リーパイ)とは?
理牌(読み方:リーパイ)とは、配牌などでバラバラになっている手牌を並び替えてわかりやすくすることを指す麻雀用語です。わかりやすくするという戦術的な意味で理牌を行うことはもちろんですが、和了などで手牌を公開することを考えると、他家にとってもわかりやすくするマナー要素も含んだ行為と言えるでしょう。
理牌に決まったルールはなく、どのように並び替えてもOKです。
理牌のやり方
理牌に決まったやり方やルールはありませんが、コツとして押さえておくと良いポイントがいくつかあります。ただ、これはあくまでも一例なので、自分がやりやすいやり方を見つけてみてください。
数牌は左から小さい順に並べる
のように数牌は左から小さい順で並べます。これに関してはあまり個人差なく、ほとんどの人が共通して行っていることだと思います。
萬子・索子・筒子それぞれに分けてまとめておく
このように数牌が混ざっているとわかりづらいので、
このように種類別でまとめるようにしましょう。
これもほとんどの人が行っていますが並び順は個人差があります。萬子→筒子→索子の順番で並べる人もいれば、筒子→萬子→索子と並べる人もいます。また、自分の中で決まりはなく状況によって変えるという人も多いと思います。
同じ種類の牌はまとめておく
一見すると理牌されているように見えますが、同じ種類の牌がバラバラになっているため対子や刻子を見逃してしまうことがあります。
そこで、このように並べ替えると対子や刻子に関する見逃しを防げます。
ただし、順子として使う場合は前者の方が見やすく待ちもわかりやすいため、この2つの並べ方を適宜使い分けると良いでしょう。
理牌を行うタイミング
理牌は主に配牌後すぐに行い、手牌の状況を把握してからゲームを始めるのが一般的です。フリー雀荘や上級者同士の卓では進行が早く、理牌しながらゲームを進めることもありますが、慣れないうちは理牌をしっかり終えてからツモる方が良いでしょう。
また、ゲームが進むにつれて並び替えた方がわかりやすい場面も出てくるので局の途中で理牌をし直すのもOKです。
理牌の具体例
・理牌前
・理牌後
理牌読みとは
理牌読みとは、相手の理牌のクセを利用して手牌を読む方法です。例えば、右側に字牌を並べるクセのあるプレイヤーが右端から数牌を切ってきた場合、字牌は抱えていないだろうという推測をします。
上級者になるほど対策をしてくることですし、その時の気分や状況次第で並べ方を変える人も多いのであまり確実ではない読み方です。おまけ程度の技術としてとらえて問題ないでしょう。
アプリやゲームでは手出しで牌を切る演出が常に流れていますが、理牌読み対策としてプレイヤーの切った牌と演出がリンクしないようになっているアプリもあります。
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