麻雀の順子(シュンツ)とは?刻子や塔子との違い・順子で作る役

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麻雀の順子とは?

麻雀の順子(読み方:シュンツ)とは、「123」「456」のように同じ種類の牌で3枚の連番揃えた状態を指す麻雀用語です。

「891」「912」のような形にはならない

麻雀初心者だと「891」「912」のような形でも順子になると思ってしまいがちですが、トランプのポーカーのストレートや大富豪の階段などと同様に成立しません。

あくまで「123」「789」のような形でしか成立しないので注意しましょう。しかし、ドラは表示牌が9のとき1になるので、覚えておくと役立ちます。

字牌で順子はできない

字牌にも「東→南→西→北→白→發→中」といった順番がありますが、順子にはなりません。

「東南西」や「北白發」「中東南」といった組み合わせでは面子ができないので注意しましょう。あくまで字牌は刻子にしたときだけ面子として扱えます。

明順子・暗順子とは

明順子(読み方:ミンシュンツ)は、塔子がある状態でチーをして揃える順子のことです。明順(ミンシュン)とも呼びます。

一方で、チーをせず自分の手牌の中で揃える順子のことを暗順子(読み方:アンシュンツ)と呼びます。明順と同様に暗順(アンシュン)と呼ぶこともありますが、これらは刻子と比較してあまり使われない呼び方です。

順子の符はいくつ?

順子自体に符はつかず、順子に関する待ち方で符を計算します。順子の待ちに関係してくる両面待ち・カンチャン待ち・ペンチャン待ちのそれぞれの符を紹介します。

両面待ちカンチャン待ちペンチャン待ち
ツモ和了2符4符4符
ロン和了0符2符2符

順子場(シュンツバ)とは

順子場とは、手牌が順子に偏る局、アガリで順子が多い局のことを指す言葉です。一説によると対子場のようにオカルト的な考え方とされています。

対子場と比べてあまり言われることはなく、基本的に順子を作り両面待ちにしていくことから、順子でのアガリは必然的に多くなります。

順子が絡む役一覧

鳴き不可

  • 平和:3つの順子で揃え、雀頭を場風牌・自風牌以外にし、両面待ちで和了する役
  • 一盃口:同じ順子を2組揃えると成立する役
  • 二盃口:一盃口を2組揃えると成立する役

鳴き可

  • 三色同順:萬子・筒子・索子のそれぞれで同じ数牌を使った順子を揃える役
  • 一気通貫:萬子・筒子・索子のいずれかで1〜9までの数牌を揃える役
  • 混全帯么九:面子のすべてに1,9,字牌が絡む役
  • 純全帯么九:面子のすべてに1,9牌が絡む役

順子に関連する麻雀用語

塔子(ターツ)

塔子とは、あと1枚加われば順子になる状態を指す麻雀用語です。たとえば「12」や「34」、「79」のような形です。

刻子(コーツ)

刻子とは、順子と違い「222」「中中中」のような同じ牌3枚で作る面子のことです。

雀頭(ジャントウ)

雀頭とは、刻子から1枚無くなった状態をさし、同じ牌を2枚集めたものです。アガリの際に持っている対子を雀頭と呼びます。

面子(メンツ)

面子とは、順子・刻子・槓子のような牌を組み合わせた状態を指す麻雀用語です。雀頭や塔子は未完成面子と呼ばれます。

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