手成りとは?牌効率に従って手牌を組み立てる打ち方を指す麻雀用語

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手成りとは

手成りとは、手牌を牌効率に従って組み立てる打ち方のことを指します。「牌効率に従う」というのは、ツモってきた牌と自分の手牌の中で最も必要のない牌を切るという作業を繰り返す打ち方のことです。手成りに対して、「手牌に字牌と一九牌が多いからチャンタを狙うために中張牌を切る」や「待ちが悪いから向聴戻しをする」というように、牌効率を無視してまで手役を完成させるように手を進める打ち方もあります。

手成りのメリット

手成りで手を進めていくことのメリットは、門前で早く手を進めることができる点です。近年の麻雀において、手役を目指してゆっくりと高い手を完成させるよりも、とりあえず早く聴牌(テンパイ)してリーチを打ってアガるほうが良いという風潮があります。手成りで進めていくと最も牌効率の良い牌を残していくため、手の進みが早くなりアガりやすくなるという効果が期待されます。

手成りのデメリット

手成りは、ツモって来た牌の牌効率によって手を進めていく打ち方です。この打ち方のデメリット例は、完成する手の役が予想できない点や他のプレーヤーが聴牌したときに降りにくいという点が挙げられます。

手役を狙って打つ場合、その手役が成立することは確定するため、ある程度自分の手の点数が予想できます。しかし、手成りで進める場合、自分の手がどれほどの手になるのかの予想が付きません。リーチのみになってしまうこともあれば、メンタンピン一盃口ドラドラのような手になることもあり、特に対局後半になるにつれて点数のマネジメントが難しくなります。

また、手成りで進めていると不要牌を早い段階から切っていくことになるので、相手の聴牌に対応できる安全牌が少なくなってしまうことがあります。

手成りで覚えておきたいポイントまとめ

手成りとは、自分の手を牌効率をもとに進めていく打ち方のことです。

皆さんは普段どのような打ち方をされますか?牌効率とスピードを重視して常に手成りで進める人、配牌を見て手成りと手役を使い分ける人、配牌の地点で手役を考えてそれに向けて手を進める人など、様々な打ち方があると思います。

自分にはどのような打ち方があっているのかを見極めて、上達を目指しましょう!

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