中ぶくれとは?順子の真ん中の牌が余っている状態を指す麻雀用語
中ぶくれとは?
麻雀の中ぶくれとは、2334や56667などのように順子(シュンツ)の真ん中の数牌が複数重なっている形のことを指す麻雀用語です。









中ぶくれの受け入れ
一見、中ぶくれの形は順子の真ん中の牌が余計に見えますが、実は受け入れが優秀な形としてよく知られています。例として初めに挙げたという形について見ていきましょう。萬子の1から5を引くと以下のように変化します。
このように、順子と両面塔子という組み合わせに変化しやすくなります。ツモの場合のみ使いづらい形にはなりますが、すでに
を2枚持っていると考えるとこの中では可能性は低いと言えるでしょう。
中ぶくれ以外の4枚形
中ぶくれのように4枚の形から良形に変化するパターンは他にも存在します。その中でも今回は「ノベタン形」と「亜リャンメン形」について紹介します。
ノベタン形
ノベタンとは麻雀の待ちの一種で、雀頭がなく3面子が確定している手牌において、連続した4枚の数牌の両端が待ちとなっている状態を指す麻雀用語です。例えばでは
の単騎待ちと
の単騎待ちという形になります。
このように4枚の連続した数牌の形も受け入れが広く、
のいずれかツモで順子+両面塔子の形に変化し、その中でも
ツモの場合は3面待ちの形を作ることができます。
亜リャンメン形
亜リャンメンとは麻雀の手牌形の一種で、や
のように対子と両面塔子が組み合わさった状態を指す麻雀用語です。亜リャンメンの形を保持してテンパイすると待ちが2種類となり、両面待ちと単騎待ちが複合した待ちになるため、通常の両面待ちと区別して亜リャンメンと呼ばれます。
例えばから真ん中の
が重なると
となり、中ぶくれ同様一盃口が見える形に変化します。
4枚形と牌効率
「中ぶくれ」「ノベタン形」「亜リャンメン」のような4枚形と牌効率は密接な関係にあり、これらを上手く使いこなせるかでテンパイへのスピードも変わってきます。例として、麻雀カレッジ『配牌 何切るアンケート』の手牌を紹介します。
【配牌何切る?アンケート 第59弾】
投票欄はリプライに記載しています。7/15(木) 20:00投票締切となります!#麻雀#何切る#拡散希望#麻雀カレッジpic.twitter.com/DeVc4tQxDs
— 麻雀カレッジ@麻雀情報サイト (@mahjong_college) July 13, 2021
手牌:
切り →
(26枚)
切り →
(37枚)
切り →
(24枚)
切り →
(37枚)
切りまたは
切りで受け入れ枚数(特に筒子の受け入れ)を広く保つことができます。
中ぶくれに関して覚えておきたいポイントまとめ
中ぶくれとは、順子の真ん中の数牌が複数枚重なっている形のことを指します。4枚形には他にも「ノベタン形(4連形)」「亜リャンメン」などがあり、牌効率の観点からも重要な形になってくるため、合わせて覚えておきましょう。
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