二度受けとは?同一の受け入れがある2つの塔子を指す麻雀用語
麻雀の二度受けとは?
二度受けとは、同一の受け入れがある2つの塔子(ターツ)がある状態のことを指します。
二度受けの具体例[例1]


→
の二度受け
[例2]


→
の二度受け
[例1]では




[例2]

















同様に、[例2]ではで
の受け入れ、
で
の受け入れがあり、共通して
の受け入れがあります。
牌の受け入れに関しては牌効率の記事でも詳しく解説しているので、良ければ参考にしてみてください。
二度受けと牌効率
二度受けと牌効率は密接な関係にあります。塔子選択の場面で、二度受けの塔子がある場合は2つのうちどちらかを落とすのが良いでしょう。以下のような例を考えます。
このような形からだと、どの牌を切れば良いでしょうか。
と
は出来面子であり、
は雀頭として使いたいため、
の中からどれかを切りたいところです。
それぞれの受け入れを考えてみると、
→
or
引きで順子完成
→
or
引きで順子完成
→
or
引きで順子完成
下2つの塔子はの受け入れが重なっているため、二度受けの形になっています。各塔子の牌を切った場合に残る受け入れは以下のようになります。
or
切り →
or
切り →
or
切り →
このように、二度受けの塔子を崩した方が受け入れの牌種が多く残ることがわかります。
と
のどちらの塔子を落とすかに関しては場況などにもよりますが、端の牌がテンパイの待ちとなる可能性がある
を残しておくのが良いかもしれません。
二度受けに関して覚えておきたいポイントまとめ
二度受けとはのように、同一の受け入れがある2つの塔子がある状態のことを指します。
牌効率の観点では、塔子選択の際に二度受けの形は崩した方がよいとされています。受け入れの広さと場況を見極めることのバランスを常に考えながら立ち回るようにしましょう。
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