麻雀の祝儀(チップ)とは?一発・裏ドラや赤ドラに付随するボーナス点
祝儀(チップ)とは?
麻雀の祝儀(チップ)とは、主に一発・裏ドラ・赤ドラ・役満に付随するボーナス点のことを指し、フリー雀荘などで広く用いられているルールです。この祝儀を採用しているルールのことを、チップ麻雀やチップありルールと呼びます。
チップ麻雀でのルール
各プレイヤーはチップを20枚持っている状態でゲームが開始され、和了した際に(アガリ役として)一発・裏ドラ・赤ドラがあればボーナスとしてチップを受け取ることができます。
ゲーム終了時に、チップの所持枚数に応じて持ち点に増減がなされます(順位点に影響はありません)。
- ロン和了では振り込んだプレイヤーが和了したプレイヤーへチップを渡し、ツモ和了では和了したプレイヤーへ他プレイヤー全員からチップを受け取る
- 裏ドラ・赤ドラは和了時の所持枚数分をチップ枚数としてカウントする
- 赤ドラでのチップはメンゼンでの和了のみ認めるルールと副露が含まれる和了でも認めるルールがある
- 役満はロン和了で10枚、ツモ和了で5枚オールとするルールが一般的
チップ麻雀でのアガリ例
- テンパイ形:
- ドラ:
裏ドラ:
でロン和了(リーチしていて、一発は無し)
→リーチ・ピンフ・ドラ3で満貫(子:8,000点/親:12,000点) + チップ2枚(赤ドラ1枚、裏ドラ1枚)のアガリ
- テンパイ形:
- ドラ:
でツモ和了
→タンヤオ・ドラ2で1,000-2,000(子の場合)または2,000オール(親の場合) + チップ2枚オールのアガリ
※鳴きチップありの場合
チップ麻雀における戦術の変化
麻雀では、ルールに応じて戦術が変化すると言われています。主な例としては喰いタンや役牌後付けの可否・赤ドラの有無・一発と裏ドラの有無などが挙げられます。
チップありの麻雀では一発・裏ドラ・赤ドラもありとするルールを前提としており、チップ1枚あたり2,000点程度の価値とするレートが一般的です。リーチをしていることが条件である一発や裏ドラによってリーチするかしないかの判断を左右したり、鳴きチップあり(副露している状態の和了でも赤ドラの枚数をチップに反映させること)の場合では副露の判断がかなり変わってくることでしょう。採用しているルールによって戦術が大きく変わるのも麻雀の醍醐味の一つと言えるでしょう。
祝儀(チップ)に関するポイントまとめ
麻雀の祝儀とは、主に一発や裏ドラ・赤ドラに付随するボーナス点のことであり、チップを用いてアガリ点数と共に受け渡しが行われます。また、裏ドラ・赤ドラに関しては和了時に所持していた枚数分がチップに加算されます。赤ドラのチップはメンゼンのみ・鳴きありで取り決めが別れている為注意が必要です。
チップを採用しているかどうかで戦術や考えが変わったり、赤ドラの価値も違って見えます。普段チップなしで遊ぶ方も、チップを取り入れてみるとまた違った麻雀の楽しみ方ができるのではないでしょうか。
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