麻雀の満貫(マンガン)とは?翻数・親や子の時の点数・満貫になる手牌の例
麻雀の満貫とは?
麻雀の満貫(読み方:マンガン)とは、アガリの際の点数を表す麻雀用語です。
満貫は何翻から?
4翻40符以上か3翻70符以上のアガリ、または5翻であれば符数を問わず満貫となります。また、4翻30符のアガリも満貫とする取り決めもあります。
満貫は何点?
満貫は親のアガリだと12000点で、支払いはツモ和了なら4000点オールです。子のアガリは8000点で、ツモ和了なら子2000点・親4000点の支払いです。
三人麻雀の場合、ツモ損ありルールならば上記の点数のとおり支払うため、満貫で親のもらえる点数は8000点。子だと6000点となります。
満貫になる手牌の例
満貫を狙う際には立直による1翻があるかないかで大きく変わってくる場合があります。また、鳴いている状態でも染め手や役牌などの組み合わせで満貫を狙うことができます。
門前形:メンタンピン+α
門前の手作りで良く用いられる"メンタンピン"(メンゼンの立直・タンヤオ・ピンフの頭文字をとったもの)の3翻に、ドラや一盃口の1翻が加わることで高打点を狙うことができます。
ツモ和了ではさらに1翻がプラスされて5翻になります。ピンフがついているためロン和了では4翻30符となりますが、4翻30符を満貫としない場合でも子で7700点、親で11600点のアガリとなるため満貫に近い点数を得ることになります。
全ての面子が順子で構成されているピンフでは使用する牌の種類も多いため、立直による裏ドラの確率も高くなります。立直をかけるか否かの判断材料の一つであると言えるでしょう。
(ex.) 立直+タンヤオ+ピンフ+ドラ のテンパイ形
(ex.) 立直+タンヤオ+ピンフ+一盃口 のテンパイ形
鳴きあり:清一色
6翻役であるチンイツ(清一色)は鳴いている状態だと食い下がりによって5翻となります。裏を返せば、鳴いていても清一色のみで満貫を作ることができるということになります。
(ex.) 鳴き清一色のみのテンパイ形
鳴きあり:混一色+役牌+役牌
一種類の数牌と字牌で構成されるホンイツ(混一色)では、鳴いている状態だと食い下がりによって2翻になってしまいます。しかし、ホンイツと複合しやすい役牌などと組み合わせることで満貫の可能性もあります。
(ex.) 混一色+役牌+役牌のテンパイ形
満貫の特殊な例:流し満貫
流し満貫とは、流局時に自分の捨て牌が全て么九牌(ヤオチューハイ)であるときに成立する、麻雀の特殊役です。ただし、途中で自分の捨て牌を他家に鳴かれたり、四風連打や四開槓などで途中流局になった場合は成立しません。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません