表示牌(ドラ表示牌)とは?ドラを示すために王牌にある牌
表示牌とは
表示牌(ドラ表示牌)とは、対局時にドラを示すために用いられる牌で、ドラ表示牌と裏ドラ表示牌のことを合わせた呼び名です。ドラ表示牌は、王牌の左から3枚目上段と決められており、対局開始時にその牌を表向きにして表示します。裏ドラ表示牌はドラ表示牌の下にある牌を指し、リーチしたプレーヤーがアガったときにめくってドラ表示牌として扱います。ドラはドラ表示牌の次位牌になります。
ドラ表示牌の見方
ドラは、ドラ表示牌の次位牌になります。次位牌とは、その牌の次の牌を指す言葉で、ドラ表示牌が一萬だった場合、次位牌は二萬なのでドラは二萬、九索の次位牌は一索、白の次位牌は發です。次位牌は以下のようになります。
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ドラ表示牌の使い方
ドラ表示牌は手牌に加えられないところに表示されているため、そもそも牌山の中に存在する枚数が少ないです。しかし、ドラ表示牌を上手に使いこなすことで攻守に役立てられます。
ドラ表示牌になっている牌は、残り3枚しかないということも念頭に置いて考えましょう。
手牌を進めるとき
数牌がドラの時、ドラ表示牌の牌をツモって来たときは手に残しておくと良いでしょう。麻雀において手牌を構成するのは、順子・刻子・雀頭が基本です。その際、ドラ表示牌を手に残しておくと、順子を構成するときにドラを絡めやすくなります。
相手の捨て牌にドラ表示牌があるとき
相手の捨て牌にドラ表示牌があるとき、相手の手牌の中ではドラの使い道が決定した可能性が高いということが読み取れます。ほかの捨て牌の情報と組み合わせることで、相手の手牌はドラの雀頭や暗刻の可能性がある高い手なのか、ドラが含まれない安めの手なのか、などをある程度想像することができます。
ドラ表示牌が相手の捨て牌にない場合、ドラがあり危険かもしれないので、状況に応じて降りる判断をしましょう。
表示牌で覚えておきたいことのまとめ
表示牌とは、対局時にドラを示すために用いられる牌です。対局開始時に王牌の上段左から3枚目の場所の牌を表向きにします。ドラ表示牌の次位牌をドラとして扱うため、ドラ表示牌は手牌に入れておくと有効になることが多いです。手牌の得点を高めたいときは、少し無理をしてでもドラ表示牌を残しておくことでドラの受け入れを作ってあげると良いかもしれません。
ドラ表示牌の位置を決定する「王牌」に関するルールこちらでまとめています。
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