麻雀のヘッドレスとは?雀頭がない手牌の形を指す用語
ヘッドレスとは?
麻雀のヘッドレスとは、
雀頭がない手牌の形のことを指します。主に、手牌がバラバラな状態よりもー向聴やテンパイの形の一種として用いられる用語になります。
ヘッドレスの一向聴・テンパイの例
このヘッドレスの一向聴からのいずれかをツモるとテンパイになります。その中でも
をツモるとヘッドレスで単騎待ちのテンパイとなります。
テンパイ受け入れが広いヘッドレスの一向聴
たとえば、以下のように二向聴から一向聴に変化したとします。
このときが2枚あるので雀頭として残しておきたくなりますが、実はテンパイ受け入れが最も広いのは
切りになります。実際に、テンパイ受け入れの枚数を比較してみましょう。
- 打
→ 28枚(
)
- 打
→ 17枚(
)
- 打
→ 17枚(
)
- 打
→ 17枚(
)
- 打
→ 17枚(
)
- 打
→ 16枚(
)
- 打
→ 16枚(
)
このように、圧倒的に切りがテンパイ受け入れを広くします。ただし、28枚の中でピンフの良形テンパイとなるのは
の12枚だけなので注意が必要です。
では、以下のような一向聴ではどうでしょうか。
このように出来面子3つの中に1つ(または2つ)暗刻がある場合は、迷わずを切って面子を固定しましょう。
このあと両面塔子が埋まっても、暗刻になっているを1枚切ることで雀頭となり、良形でテンパイ(両面待ち)することができます。
暗刻がある場合以外にも、ヘッドレスの一向聴にとったほうが有利になる場面は多いため、のようなブロックでは面子を守ることを優先すると良いでしょう。
ヘッドレスに関して覚えておきたいポイントまとめ
麻雀のヘッドレスとは、雀頭がない手牌の形を指します。主に一向聴やテンパイの形として使われる用語であり、亜リャンメンのブロックでは雀頭を固定するか面子を残すかでその後の受け入れがかなり異なります。手牌の形によっても判断が分かれるため、麻雀何切るの問題では間違えやすい形としてよく出現します。もちろん、麻雀カレッジ『配牌何切るアンケート』でも出題されることもあるため、様々な打ち手の考えを知ることも良いかもしれません。
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