大七星(ダイチーシン)とは?7種類全ての字牌を使う七対子 – ローカル役満/ダブル役満
大七星とは
大七星(読み方:だいしちせい・ダイチーシン)とは、東・南・西・北・白・發・中の7種類すべての字牌で対子を作り、対子を7組揃えると成立する七対子の状態で和了すると成立するローカル役満のことです。大七星は別名「字牌七対子」や「七福星」とも呼ばれます。
大七星に関する基本情報一覧
- 大七星の翻数:役満 or ダブル役満
- 大七星の出現確率:-
- 鳴き:不可
大七星は字一色の上位役と考えられ、難易度の高さからも役満ではなくダブル役満扱いとする場合もあります。字一色の出現確率でさえ0.008%なので、その中で字牌を2枚ずつ揃えるとなると、揃えられる可能性が低いことがわかりますね。
大車輪や大数隣など、ローカル役満は数多くありますが、大七星はゲームなどで採用されるローカル役満の中で唯一ダブル役満扱いする役です。
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大七星の条件
大七星の成立条件は、基本的には七対子と同様です。
しかし、七対子は数牌や字牌の縛りはないものの、大七星はすべてを字牌で揃えなければなりません。なお、七対子では基本的に4枚使いが認められていないため、必然的に字牌すべてで対子を作らなければなりません。
七対子は門前役なので、すべて字牌で揃えなければならず難易度はかなり高いです。そして、アガりの形はこの1種類しかありません。
大七星を採用している麻雀アプリ・ゲームはない
大七星はあくまでローカル役なので、公式戦やプロの試合では採用されていません。また、MJや雀魂などのアプリ・ゲームではアガれるものの、和了の形が七対子の字一色扱いとし、ただの役満とされています。その場合、親なら48000点・子なら32000点になります。
大七星で覚えておきたいポイントまとめ
大七星は、三人麻雀でもなかなか見かけることがなく、門前役という性質上ほかの役満と比べても難易度が高いです。他の役満と違い手牌の組み合わせも1通りしかないことを考えると、その難易度は段違いだというのがわかりますね。
6種類しかない清老頭はポン可能なので、役満の難易度としては四槓子並なのではないでしょうか。
そもそも手牌に字牌がそれだけある状況なのであれば、ポンをして字一色でアガった方が早いうえに、大四喜または大三元と複合する可能性が高いでしょう。
字一色を狙っていくと狙いがバレやすく、アガりにくくなるものの、5組以上対子があるときでなければ字一色をおすすめします。
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