七星無靠(チーシンウーシー)とは?十三不塔や国士無双との違い – 麻雀ローカル役

門前役

麻雀の七星無靠(チーシンウーシー)

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七星無靠とは

七星無靠(読み方:チーシンウーシー)とは、字牌7種類をすべて揃えて、萬子・筒子・索子の3種類で1-4-7、2-5-8、3-6-9にあたる牌を集めると成立する麻雀のローカル役です。中国麻雀では七星不靠(チーシンプーカオ)という名前で正式に採用されている24点役ですが、日本ではあまり採用されていません。

七星無靠に関する基本情報一覧

  • 翻数:役満/満貫
  • 食い下がり:-
  • 鳴き:不可

七星無靠は、基本的には門前役の役満として扱う場合が多いようです。一部満貫とすることもあるようなので、採用する場合には役満か満貫のどちらにするか決めておきましょう。

七星無靠の条件

七星無靠は、国士無双のようにバラバラの牌を揃える特殊なローカル役です。字牌の東・南・西・北・白・發・中の7種類は必須で、残りの7つの牌は次の条件に当てはまる牌を揃えなければいけません。

  • 色A:1,4,7の数牌のいずれか
  • 色B:2,5,8の数牌のいずれか
  • 色C:3,6,9の数牌のいずれか

つまり、萬子で1,4,7、筒子で2,5,8が揃っていればテンパイになり、索子の3,6,9のいずれか1枚を引けばアガれます。もちろん、萬子・筒子・索子は入れ替わっても問題ありませんし、萬子で69、筒子で17、索子で258のように集めても成立します。

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七星無靠に関連するローカル役

十三不塔

十三不塔は、七星無靠に似たローカル役満であり、七星無靠の下位役にあたるような役です。成立条件的には天和地和のような役で、親の配牌時、子は鳴きが入らない状態の第一ツモ時に雀頭ができている状態で、搭子・対子・刻子・順子のいずれもないバラバラの状態でのみツモ和了が認められます。

十三無靠(十四不塔)

十三無靠(十四不塔)も七星無靠に似たローカル役満です。十三不塔の雀頭がないバージョンでありつつも、定義には揺れが見られる役です。

全不靠

七星無靠が必須なのに対して、全不靠は字牌が全種揃っていなくても成立するローカル役です。三色でそれぞれの筋にあたる牌と字牌で構成されていれば成立します。

十二落抬

十二落抬は、七星無靠、十三不塔、十三無靠などと同じような名前のローカル役です。4回鳴く、つまり4副露して裸単騎待ちで和了することが条件です。

七星無靠で覚えておきたいポイントまとめ

七星無靠は、中国麻雀では正式採用されているものの、牌姿があまりにもバラバラのためか日本のリーチ麻雀ではほぼ採用されることはないローカル役。

成立条件に揺れはなく、役満とするか満貫とするかのみ定義が揺れていますが、国士無双や十三不塔などが役満なことを考えると役満とするのが妥当なのではないでしょうか。

七星無靠の牌姿になったことがある方は、ぜひコメントにて教えてください!

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