喰い替え(クイカエ)とは?なる・ならない場合や喰い替えの例 – 麻雀ローカルルール
喰い替えとは
喰い替え(読み方:クイカエ)とは、手牌の中で完成しているメンツがある状態で、他家の捨て牌をポンやチーして、その面子に関係する残りの1枚を捨てる行為のことを指す麻雀のルールです。喰い替えに該当するのは、鳴いた牌と同じ牌、筋にあたる牌です。
喰い替えになる場合・ならない場合
喰い替えになる場合は、鳴いた直後に同じ牌・筋にあたる牌を捨てたときです。1巡後、すなわち次に自分が牌を捨てるときには該当する牌を捨てても問題なく、喰い替えにはなりません。
また、4・6・8のような数が揃っているとき、678でチーして4を捨てても喰い替えにはならないので大丈夫です。
順子(シュンツ)の喰い替え
この手牌のとき、をチーして
と
を切る行為が喰い替えに該当します。
また、をチーして
のような順子を作り、元から手牌にあった
を捨てる行為も喰い替えに該当します。
上記のをチーする例で考えると、鳴いた同じ
を捨てることをモロ喰い替えといい、
を捨てることをスジ喰い替えといいます。
刻子(コーツ)の喰い替え
喰い替えは順子の場合でのみ発生するように思えますが、刻子の場合にも発生します。
例えばこのような手牌のときに、でポンをしたあとに、
を捨てる行為も喰い替えとみなされます。
喰い替えに関してよくある質問
喰い替えをしてまで手牌を揃えるメリットは?
カンチャン待ちの牌も喰い替えになりますか?
123のような順子ができている状態で、2をチーしたあとに2を捨てるとモロ喰い替えになるため、喰い替えとして認められます。
喰い替えで覚えておきたいポイントまとめ
喰い替えは麻雀を対面でやる際やアプリなどでも禁止されていることが多いですが、実はローカルルールの一部であり、競技麻雀ルールでは喰い替えは特段禁止されていません。
あからさまな妨害として、一発消しや海底ずらしを意図的にやるプレイヤーがいたことからこの喰い替え禁止が提唱されたようですが、かなり広まっていることから公式ルールと思っている方もいるようです。
アリアリ・ナシナシなどと含め、事前に喰い替え禁止かどうかを決めておくようにしましょう。
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