十二落抬(シーアルラオタイ)とは?4副露して裸単騎で和了する麻雀ローカル役
十二落抬とは
十二落抬(読み方:シーアルラオタイ)とは、4副露して裸単騎でアガると成立するローカル役です。暗刻や暗槓子があると成立しません。十二落抬は4面子すべてを鳴いて揃える、すなわち他家から牌をもらって揃えることから別名「他力本願」とも言います。
十二落抬に関する基本情報一覧
- 翻数:1翻
- 食い下がり:-
- 鳴き:可
十二落抬は、基本的には鳴き可で手牌の翻数+1翻として扱う場合が多いようです。
十二落抬の別名
十二落抬には他力本願という別名があることを説明しましたが、他にも
- 四副露単騎
- 唯一単騎
- 単騎受困
- スッポンポン(四碰々)
- 大吊車
- 全倒鋪
など多くの別名が存在します。
十二落抬の条件
十二落抬の条件は4副露して手牌を揃えて裸単騎で待つことだけなので、雀頭や面子に使う牌は自由です。ロン和了のみで成立するという条件もありますが、ツモ和了でも問題ないとされることがあります。
十二落抬に関連するローカル役
金鶏独立
金鶏独立は、十二落抬の裸単騎の待ちが一索だった場合に成立するローカル役です。
独釣寒江雪
独釣寒江雪は、十二落抬の裸単騎の待ちが白だった場合に成立するローカル役です。
十三不塔
十三不塔は、十二落抬のように名前に数字が入っているローカル役満ですが、条件はまったく似ていません。天和や地和のような役で、親の配牌時、子は鳴きが入らない状態の第一ツモ時に雀頭ができている状態で、塔子・対子・刻子・順子のいずれもないバラバラの状態でのみツモ和了が認められるローカル役です。
十三無靠
十三無靠(十四不塔)も十二落抬に名前だけ似たローカル役満です。親は配牌時・子は第一ツモ時に手牌の14枚が完全にバラバラの状態で成立するとされていますが、定義には揺れが見られる役です。
十二落抬で覚えておきたいポイントまとめ
十二落抬は、中国麻雀では「全求人(全ての牌を人に求める、のような意味)」という6点役として正式採用されています。4副露して裸単騎で待つことが条件なので積極的に狙おうと思えば狙える役ですが、裸単騎で振り込む可能性が高い、そして回避もされやすいため狙う場合には十分注意しましょう。
また採用する場合には、「ツモ和了を認めるか」という点のみ決めておきましょう。ロン和了のみとされることが多いようですが、名前だけで判断するのであれば4副露で12枚揃えれば問題ないかと思うので、ツモ和了を認めても良いのではないでしょうか。
雀魂でもこの十二落抬はローカル役として採用できるので、ローカル役を有効にした際にはぜひ狙ってみてください。
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