麻雀の槓子(カンツ)とは?符・槓子が絡む役・刻子や順子との違い
麻雀の槓子とは?
麻雀の槓子(読み方:カンツ)とは、同じ牌を4枚揃えた状態を指す麻雀用語です。通常、麻雀の面子は3枚1組ですが、槓子は4枚で1組になります。カンを宣言しなければ、槓子としては認められません。
明槓子・暗槓子とは
明槓子(読み方:ミンカンツ)は、対子がある状態でカンをして揃える槓子のことです。手牌に3枚ある状態でカンをする大明槓、ポンをした牌を引いてカンをする加槓の両方を指します。
一方で、カンをせず自分の手牌の中で揃える槓子のことを暗槓子(読み方:アンカンツ)と呼びます。カンをする際には手牌を晒さなければいけませんが、暗槓になっても門前として扱うため、三暗刻や四暗刻の暗刻としても使えます。
明槓子・暗槓子の符はいくつ?
明槓子 | 暗槓子 | |
中張牌(2〜8の数牌) | 8符 | 16符 |
幺九牌(1,9,字牌) | 16符 | 32符 |
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槓子が絡む役一覧
麻雀の役の中には、カンの回数で役が付くもの、カンをした後のリンシャン牌で和了することで成立する役があります。
嶺上開花(リンシャンカイホー)
嶺上開花とは、カンをした後に引くリンシャン牌で和了することで成立する役です。1翻増える+槓子の符で打点が伸びることが期待できるでしょう。
四槓子(スーカンツ)
四槓子とは、4回カンをして4つの槓子と1雀頭の計18枚の手牌でアガる麻雀の役満です。難易度が高く、役満の中で最も出にくいと言われています。
三槓子(サンカンツ)
三槓子とは、暗カン・明カンを問わず3回カンをして3つの槓子を揃えると成立する麻雀の役です。この三槓子ですら、いくつかの役満と比較しても確率が低いレアな役です。
【ローカル役】二槓子(リャンカンツ)
ローカル役で槓子を2つ揃える二槓子という1翻役があります。こちらも四槓子や三槓子と同様に暗カン・明カンを問いません。上位役として、暗槓子を2つ揃える二暗槓がありますが、こちらも1翻です。
槓子に関連する麻雀用語
刻子(コーツ)
刻子とは、槓子から1枚無くなった状態をさし、同じ牌を3枚集めたものです。槓子と同様に、自力で集めた刻子を暗刻、鳴いて揃えた刻子を明刻のように呼びます。
順子(シュンツ)
順子とは、槓子や刻子と違い「123」のような連続した数字で作る面子のことです。
面子(メンツ)
面子とは、順子・槓子・槓子のような牌を組み合わせた状態を指す麻雀用語です。雀頭や塔子は未完成面子と呼ばれます。
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