対々和(トイトイホー)とは?三暗刻や四暗刻との違い – 初心者でも覚えやすい麻雀2翻役

食い下がりなし,鳴き可

麻雀の対々和

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対々和(トイトイホー)とは

対々和(読み方:トイトイホー)とは、4組の面子をすべて刻子または槓子で揃えたときに成立する役です。鳴いても2翻で、食い下がりはありません。比較的成立条件が簡単な役であるため、麻雀初心者の方でも覚えやすいのではないでしょうか。対々和は名前を省略してトイトイと呼ばれることが多いです。

対々和に関する基本情報一覧

  • 翻数:2翻
  • 出現確率:3.92%
  • 食い下がり:なし (鳴き可)

対々和の成立条件

対々和の成立条件は4つの面子をすべて刻子か槓子で揃えることです。刻子は暗刻・明刻のどちらでも良く、槓子の種類(暗槓・大明槓・加槓)も問いません。

刻子について – 暗刻と明刻の違い刻子とは同じ牌を3枚揃えた状態のものであり、暗刻と明刻の2種類があります。手牌の中に同じ牌が3枚ある場合は暗刻(暗刻子)、対子の状態からポンをすることで作られた刻子は明刻(明刻子)と呼ばれます。

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対々和と相性の良い役

三暗刻(サンアンコウ)

三暗刻では3つの暗刻が手牌に含まれており、残り1つの面子を刻子にすることで対々和と複合できます。また、4つの面子すべてを暗刻で揃えると四暗刻と呼ばれる役満になります。

混老頭(ホンロートー)

1,9,字牌のみで構成されるこの役では、4つの面子がすべて刻子になることから、必ず対々和と複合することになります。役牌との相性も良く、高打点が狙える組み合わせです。

対々和に関連するローカル役

三連刻・四連刻(サンレンコー・スーレンコー)

三連刻とは、連続した数字で構成される3つの刻子を揃えることで成立する2翻役です。また、連続した数字で構成される刻子を4つ作ると四連刻と呼ばれる役満となります。どちらもローカル役であり、鳴いていても成立します。

三連刻の例

一萬一萬一萬二萬二萬二萬三萬三萬三萬六索七索八索西西

四連刻の例
八萬八萬二筒二筒二筒三筒三筒三筒四筒四筒四筒五筒五筒五筒

紅孔雀(べにくじゃく)

索子の1,3,5,7,9と字牌の中のみで構成されたローカル役(役満)です。緑一色とは対照的な役ですが、こちらは構成牌の都合上面子を刻子でしか作れないため、緑一色よりも難易度は高いと言えるかもしれません。

対々和に関するよくある質問

三暗刻や四暗刻との違いはなんですか?

刻子を多く使用するといった点では似ている役ともいえますが、それらが暗刻であるか明刻であるかによって大きく変わってきます。対々和では4つの刻子で暗刻・明刻のどちらも使用することが可能ですが、三暗刻では3つ、四暗刻では4つすべてが暗刻である必要があります。

カンをしていても成立しますか?

4つの面子の中に槓子が含まれていても成立します。例えば、ポンをしてある状態から加槓をしても対々和の成立条件から外れるということはありません。

対々和の確率は?

対々和の確率は3.92%程度と言われています。

対々和で覚えておきたいポイントまとめ

対々和は4つの面子をすべて刻子(または槓子)で揃えることで成立します。刻子が同じ牌の組み合わせから成る面子であったり、対子が多い手牌からポンを繰り返すことで狙えることから、麻雀を始めたての方でも覚えやすい役と言えます。

また、手牌の中に対子がかなり多いときは七対子を狙った方が早いといったケースもあるので、状況を判断しながら使い分けていきましょう。

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