緑一色(リューイーソー)とは?確率・点数・發なしの場合 – 混一色や清一色との違い

鳴き可

麻雀の緑一色

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緑一色とは

緑一色(読み方:リューイーソー)とは、その名の通り緑色の牌である索子の2・3・4・6・8と發を用いて和了すると成立する麻雀の役満です。鳴き可能で、点数は親48000点、子32000点となります。

緑一色の基本情報

  • 翻数:役満
  • 出現確率:0.0011%
  • 食い下がり:なし
  • 鳴き可

緑一色の成立条件

緑一色の成立条件は、緑色の牌である索子の2・3・4・6・8と發のみを用いて手牌を完成させると成立します。形は問いませんが、6・8索と發は順子(シュンツ)が作れないため刻子(コーツ)もしくは雀頭(ジャントウ)になります。

2・3・4索はこの3種類で順子を作ることができますし、刻子や雀頭でももちろんOKです。使用できる牌が6種類しかないため、七対子系でアガることはできません。

鳴きOKの役ですが、他の役満や染め手などと同様に警戒されやすいため鳴きどころを見極めるのが重要です。

發がない場合は發なし緑一色という役になり、ダブル役満とするルールがあります。索子の2,3,4,6,8のみで揃えるため、タンヤオのような姿になります。

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緑一色と複合する役

緑一色は役満なので通常役とは複合しませんが、役満同士であれば複合します。しかし、使用できる牌が少ないため複合できる役は限られ、四暗刻天和地和の3種類のみになります。これらの役満と複合を認める場合、ダブル役満で親96000点、子64000点が得られます。

四暗刻単騎をダブル役満とする場合はトリプル役満で親144,000点、子96,000点となります。

緑一色と似た役

緑一色のように「〇一色」という名前を持つ役を紹介します。どの役も特定の種類の牌を集めることで成立します。漢字を見れば意味は想像しやすいですが、読み方は中国風で覚えづらく混同してしまいがちなので注意しましょう。

混一色(ホンイーソー)

通称ホンイツとも呼ばれる混一色。3種類の数牌のうちどれか1種類+字牌で成立する役です。3翻役で鳴き可、食い下がり2翻になります。發ありの緑一色の場合、2索・3索の両面待ちのときや、3索・4索の両面待ちの時、4索や2索でアガることができれば緑一色になりますが、1索や5索でアガってしまった場合は緑一色にならず、混一色になります。多面待ちで緑一色を聴牌しているときは気を付けましょう。

清一色(チンイーソー)

清一色は、1種類の数牌のみを用いて手牌を完成させると成立する役です。通常役の中では最高翻数となる6翻の役で、食い下がっても5翻と満貫以上が確定する高火力な役です。チンイツと略され、混一色(ホンイツ)と合わせて染め手ともいわれます。

字一色(ツーイーソー)

字一色は字牌のみで和了すると成立する役満です。鳴き可能ですが警戒されやすく、役満の中でも難易度は高いです。

緑一色に関するローカル役

紅孔雀(べにくじゃく)

一索一索一索五索五索五索七索七索七索中中中九索九索

紅孔雀は緑一色で使用されていない索子1・5・7・9と、中で手配を完成させると成立するローカル役満です。5種類しか使える牌がなく順子も作れないため、全ての面子を刻子+雀頭の対々和の形で揃える必要があります。緑一色に対抗して作られた役で、緑と赤が使用されている見た目と1索の柄からその名がつけられました。

紅一点(こういってん)

二索二索二索三索三索三索四索四索四索中中中八索八索

緑一色を作る際、發の代わりに中を使うと紅一点です。ローカル役ゆえに定義が揺れるようで發が入っていても成立する場合と、發ありの場合認めないとする場合のどちらもルールとして存在します。採用する場合、緑一色と同じく鳴き可能・役満となります。

白あり緑一色

二索二索二索四索四索四索發發發白白白八索八索

緑一色に白を用いると成立するローカル役満です。通常の緑一色に比べて難易度が下がることから2翻役とし、清二色と呼ぶこともあります。

緑一色に関するよくある質問

發なしでも成立しますか?

多くの場合成立を認めています。緑一色が考案された当初は發を用いることが条件に含まれていたため、それに従って發なしの場合は成立を認めずに「断么九+清一色」とするルールもまれにあります。逆に發なしの方が成立難易度が高いため、ダブル役満として扱うルールもあります。基本的にプロの公式試合などでは發の有無を問わず緑一色は役満として扱うので、準じてこの条件を採用しているところが多いです。

赤ドラが入っていても成立しますか?

多くの場合赤ドラは5に設定されているので緑一色に使うことはできません。しかし、一部のルールでは3や7にも赤ドラを割り当てていることがあります。この場合赤ドラとなっている3索を用いて手を作ることができますが、赤3索を入れても緑一色の成立を認めることが多いです。赤ドラの使用枚数も含めて事前に確認しておくことが望ましいでしょう。

緑一色に関する小ネタ

オールグリーン

緑一色はアメリカ西海岸で成立したのち逆輸入された役で、潜水艦が潜行するとき艦内の照明が緑の蛍光灯になることから考案されたといわれています。緑一色という名称は成立当初の英語名「オールグリーン(All Green)」を日本麻雀風に訳したものです。アメリカから逆輸入された役は他にもあり、七対子がその代表例です。

遊戯王のデッキ

遊戯王というトレーディングカードゲームにおいて、魔法カードのみで構成されているデッキを緑一色と呼びます。魔法カードの色が緑色であることから、麻雀役である緑一色に見立てているためです。

緑一色のポイントまとめ

麻雀役の中でも色に着目した特徴的な役であり、アガった時の手牌は綺麗で美しい役ですが、使える牌の種類が少ない分難易度はかなり高くなっています。出現確率は四槓子天和、九連宝燈に次ぐ4番目の低さとなっており、副露したときに警戒されやすいこともアガりづらい要因のひとつになっています。

それを逆手にとって副露によるブラフをかけることは戦術の一つとして使えますし、索子の中張牌を抱え込むことは結果として他家の進行を阻害することにもなります。他の役満と違い、清一色や混一色などの通常役にも切り替えやすいため、無理に緑一色を狙わずに確実にアガりに行くこともできます。
難易度の割にメリットや使いやすさも兼ね備えている役満といえるでしょう。

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