金門橋(ゴールデンゲートブリッジ)とは?123・345・567・789の順子を作る麻雀ローカル役
金門橋とは
金門橋(読み方:ゴールデンゲートブリッジ)とは、「123」「345」「567」「789」のように、順子の端がつながった形で和了すると成立するローカル役満です。順子がつながっている姿を吊り橋に見立てており、名前のとおりアメリカ・サンフランシスコにあるゴールデンゲートブリッジからきています。キンモンキョウとも呼びます。
金門橋に関する基本情報一覧
- 翻数:役満
- 食い下がり:-
- 鳴き:不可(門前役)
ゴールデンゲートブリッジは、鳴き不可の門前役とする場合が多いですが、鳴き可にすることもあるようです。過去には「ガンダム麻雀DS」でも採用されており、その際にはダブル役満として扱われていました。
金門橋の条件
金門橋では、123・345・567・789の順子を作ることが条件で、雀頭は自由とすることが一般的です。
しかし、定義には揺れがあり
- 雀頭も同じ種類の牌にして清一色にしなければならない
- 雀頭は5にして清一色にしなければならない
といったルールもあります。
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金門橋に関連するローカル役
青ノ洞門
青ノ洞門(青洞門)は、金門橋と同様に名前に「門」がつくローカル役です。筒子の2,4,8と風牌のいずれか1種類と發の5種類の牌で揃えると成立します。
五門斉
五門斉も、金門橋と同様に名前に「門」がつくローカル役です。筒子・索子・筒子・風牌・三元牌のすべての種類の牌を使うことで成立します。
南北戦争
南北戦争は、金門橋と同様にアメリカ麻雀発祥のローカル役です。南・北で「南北」、残りの8枚で開戦と終戦の年を数牌で表すと成立します。
金門橋に関連する通常役
清一色
清一色は、同色の数牌だけで揃えると成立する5翻役です。金門橋の条件に清一色が入っていることもあるため、フリテンにならないように待ちを覚えておくようにしましょう。
平和
平和は、4面子をすべて順子で揃え、雀頭を役牌と風牌以外で揃え、リャンメン待ちで和了すると成立する通常役です。金門橋は4面子がすべて順子になるため、和了の形は平和のような形になります。
一気通貫
一気通貫は、同色の数牌で123・456・789で順子を揃えると成立する通常役です。金門橋と形は似ていますね。
金門橋で覚えておきたいポイントまとめ
金門橋は、日本ではローカル役ですが、中国麻雀では「一色四歩高」という役として扱います。
元になった実物のゴールデンゲートブリッジは4つに分かれているわけではなく、大きな橋脚と柱は2つしかありませんが、アメリカ生まれの役のためこのような名前になったのではないでしょうか。雀頭が5でなければいけないというルールは、中央の橋脚を表しているという説もあります。
ルールに関して定義が揺れているので、採用する場合は雀頭を同色の数牌にするか、5にしなければいけないかの2点を確認しておくようにしましょう。
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