青洞門/青ノ洞門(あおのどうもん)とは?5種類の牌のみで揃える麻雀ローカル役満
青洞門とは
青洞門(読み方:あおのどうもん)とは、筒子の2・4・8と風牌のいずれか一つ、そして發の5種類の牌のみで揃えると成立するローカル役満です。青ノ洞門とも記載します。
青洞門に関する基本情報一覧
- 翻数:役満
- 食い下がり:-
- 鳴き:可
發をカンするとダブル役満とするルールがあるようです。
青洞門の条件
青洞門で使う牌の中で、筒子の2・4・8と發は必須です。残り1種類は風牌である東・南・西・北のいずれか一つで問題ありません。使える牌が実質5種類なので、必然的に和了の形は対々和になり、七対子の形は不可能です。
待ちや雀頭の指定はありません。
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青洞門に関連するローカル役
金門橋
金門橋は、青洞門と同様に名前に「門」がつくローカル役です。アメリカ発祥のこの役は、金門橋と書いてゴールデンゲートブリッジとよみます。
「123」「345」「567」「789」のように端がつながった順子で揃えると成立します。
五門斉
五門斉も、青洞門と同様に名前に「門」がつくローカル役です。萬子・索子・筒子・風牌・三元牌のすべての種類の牌を使うことで成立します。
黒一色
黒一色は、青洞門のように筒子の2・4・8と風牌を使うローカル役満です。青洞門との違いは發がないことと、風牌が全種使えるうえに複数使ってもいいことです。
混断紅
混断紅は、索子の2,3,4,6,8、筒子の2,4,8、中を除く字牌のみで揃えると成立するローカル役です。青洞門と使える牌が被っていますね。字牌がないと「清断紅」と呼ばれます。
青洞門に関連する通常役
混一色
混一色は、同色の数牌と字牌だけで揃えると成立する通常役です。青洞門は筒子と字牌しか使わないため、必然的に混一色のような形になります。
青洞門を採用している場合、青洞門は混一色の上位役にあたります。
対々和
対々和は、4面子すべてを刻子で揃えると成立する通常役です。青洞門は対々和の形になるため、混一色のように青洞門の上位役・下位役の関係にあります。
青洞門で覚えておきたいポイントまとめ
青洞門は、大分県中津市に実際にある遺跡の名前でもあります(正しくは青の洞門)。他の麻雀のローカル役と比べて出自が不明だったり、名前の由来が不明確であったりとあまり知名度は高くありません。
手牌の完成形や定義についてはあまり揺れがありませんが、發をカンするとダブル役満とするかどうかだけ事前に確認しておくようにしましょう。
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奥が深い…