ダブ東・ダブ南・ダブ西・ダブ北とは?場風と自風が重なると成立する麻雀2翻役
ダブ東・ダブ南・ダブ西・ダブ北とは
ダブ東・ダブ南・ダブ西・ダブ北とは、場風と自風が同じときに成立する麻雀の2翻役です。場風と自風が同じときの風牌を連風牌といい、対象となる東・南・西・北のそれぞれの牌を刻子または槓子を揃えると成立します。東風戦や半荘戦が一般的なので、対局中によく出るのは東場と南場で成立するダブ東・ダブ南です。
・ダブ南:ダブナン
・ダブ西:ダブシャー
・ダブ北:ダブペー
ダブ〇〇が成立する条件
ダブ東やダブ南など、ダブ〇〇が成立する条件は次の通りです。ダブ東を例に紹介します。
- 場風牌が「東」である(=起家マークが「東」の東場のとき)
- 自風牌も「東」である(=親のとき)
- 手牌に3枚または4枚ある(=刻子やhttps://mahjongcollege.com/term/1609/ができている)
ポンをして鳴いて揃えてもOKなので、手牌に2枚あるときはお手軽に役をつけることができます。特に、東場のときは親番のときに成立する役であるため、親番を継続させるのに非常に役立ちます。
西入して西場に突入する場合や、北場まで行う一荘戦ではダブ西やダブ北も成立可能です。
ダブ〇〇を狙うメリット
ダブ東やダブ南を狙うメリットには、主に次の2つがあります。
ダブ東やダブ南は鳴いて揃えても食い下がりがなく、役がつくのでこれだけでアガれます。また、ドラが2つ以上あれば4翻30符または4翻40符、東や南などの該当の牌がドラの場合にダブ東ドラ3で満貫確定など、比較的手軽に高得点を狙いやすいです。
手牌にダブ〇〇に該当する牌を対子で持っている場合、積極的に狙いましょう。
ダブ〇〇を狙うデメリット
ダブ東やダブ南を狙う場合には、持っている牌が危険牌になるデメリットも存在します。
- 場風牌なので全員の風になる(≒全員の役になる)
- 当たり牌だったときに相手が1役増える可能性がある
- 基本の役である平和を狙いづらい・狙えない
場風と自風が一致した際にダブ東のような2翻の役になりますが、場風は全員が共通して役牌になるため、他のプレイヤーも揃えると1翻つきます。よって、1枚しか持っていないときに不要になって安易に捨ててしまうと、生牌だった場合に相手の得点を上げてしまうことにつながりかねません。
また、麻雀の基本の役の一つである平和は役牌と役牌になる牌での雀頭が使えないため、他の役へ展開しづらい点もデメリットです。混一色や対々和などが狙える際には積極的に鳴いて一緒に揃えるのがいいでしょう。
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