四喜七対子(スーシーチートイツ)とは?四喜和や字一色との違い – ローカル役
四喜七対子とは
四喜七対子(読み方:スーシーチートイツ)とは、七対子の中に風牌(東・南・西・北)が含まれていると成立する麻雀のローカル役です。別名「四風牌七対子」とも呼ばれる四喜七対子は、七対子の上位役にあたります。
四喜七対子に関する基本情報一覧
- 翻数:3翻
- 食い下がり:-
- 鳴き:不可
七対子(チートイツ)の翻数は2翻25符・2飜30符・1飜50符など分かれることもあるものの、一般的には2翻25符なので四喜七対子は三元七対子(サンゲンチートイツ)と同様に七対子+1翻で3翻扱いすることが多いようです。
四喜七対子の条件
四喜七対子の条件は、七対子の中に四喜牌が含まれていることなので、残りの3つの対子にはどの牌を使っても問題ありません。よって、ローカル役を採用していなくても七対子+ホンイツや七対子+混老頭などを狙うのが基本戦術になるでしょう。。
4枚使いOKならこんな形も
4枚使いを認めるアメリカンチートイツであれば、このような手も四喜七対子になります。しかし、この手なら四喜和のどちらかを狙う方がいいですね。
四喜七対子に関連した役
大四喜
大四喜は、風牌の東・南・西・北の4種類を刻子(コーツ)で揃えると成立する役満です。四喜七対子は風牌を対子で揃えるのに対し、大四喜は刻子で揃える必要があるため、ある意味上位役とも言えるでしょう。
次に紹介する小四喜とまとめて、四喜和(スーシーホー)とも言われます。
小四喜
小四喜は、風牌の東・南・西・北のうち3種類を刻子(コーツ)、残り1種類を雀頭にすると成立する役満です。四喜七対子に使う牌のうち3つを刻子にすればいいので、ポンをして小四喜も狙えます。
三元七対子
三元七対子とは、大三元で使う三元牌各種(白・發・中)で対子を揃える七対子です。四喜七対子とは複合不可で、三元牌と風牌の全7種類で七対子を作ると一般的には字一色、ローカル役で大七星という役になります。
大七星
大七星とは、7種類の字牌すべてを対子にして七対子を揃えると成立するローカル役満です。四喜七対子の上位役とも言えるこの役は、門前のみかつ字牌のみなので四喜七対子と比較するとかなり成立難易度は高くなっています。
字一色
字一色とは、字牌のみで手牌を揃えると成立する役満です。四喜七対子・四喜七対子・大七星が門前のみなのに対し、字一色は鳴き可能なうえに構成する牌も自由なので、上記の役と比べると成立難易度は高いかもしれません。
四喜七対子で覚えておきたいポイントまとめ
四喜七対子(スーシーチートイツ)は、七対子の中に風牌4つのの対子が含まれていると成立する七対子です。方位磁針や現代七対子などの別名もあるものの、三元七対子と比べるとあまり知名度は高くありません。
ローカル役として採用したとしても3翻なので、役満である大四喜や小四喜、混一色などを狙う方が圧倒的にコスパがいいので、相手に警戒されるものの鳴いて揃えた方がいいでしょう。
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