麻雀の押し引きとは?局内での攻守のバランス
麻雀の押し引きとは?
麻雀では、他家のリーチやテンパイに対して危険牌を切ることを俗に”押す”と言います。つまり、押し引きとはその局の中での”攻め”と”守り”、およびそのバランスのことを指します。危険牌を押してでも攻めるべきか、この局ではオリて守りに入るべきか、押し引きの判断が非常に重要です。
押し引きの判断
他家のリーチまたは明らかにテンパイしていそうな雰囲気(副露・捨て牌)に対して、周りのプレイヤーは以下のいずれかを選択することになります。
では、押し引きの判断はどのように考えれば良いのでしょうか。
判断材料その1:シャンテン数
あと1牌でアガリになる状態をテンパイと言いますが、あと1牌でテンパイとなる状態のことを一向聴と言います。同様に、あと2牌でテンパイになることをリャンシャンテンと呼びます。
押し引きの判断材料として、自身の手のシャンテン数が一つの基準となります。自身の手がアガリまで遠い場合はベタオリするのが無難でしょう。逆に、イーシャンテンであったりテンパイしている状態の時は押したり回し打ちなどという選択も考えられます。
判断材料その2:自分の打点・持ち点
他家からのリーチ宣言に対し、自身の手がテンパイやイーシャンテンであるとき、自分の打点によって押すかどうかの判断を行う場合も考えられます。自身の手の打点がある程度見込める場合には、多少の危険があっても押した方が得になる可能性もあるでしょう。逆に、自分の打点が低い場合にはテンパイであってもベタオリを選択することもあります。
また、自分の持ち点やゲームの進行状況も押し引きの判断材料の一つになるでしょう。
判断材料その3:相手の打点
相手の打点を鑑みて、押し引きの判断材料の一つとすることもあります。
たとえば、ドラの役牌をポンしていたり、萬子・索子・筒子のうち1種のみを複数鳴いている(清一色の可能性がある)場合には満貫・ハネ満以上の打点が考えられ、押すことが危険と判断できます。
麻雀の押し引きに関するポイントまとめ
麻雀の押し引きとは、他家のリーチやテンパイに対するその局内での攻守のバランスや判断のことを指します。押し引きの判断には、自身のシャンテン数や打点、相手の打点などを考慮して総合的に判断する必要があります。
麻雀ではゲーム終了時に点数を多く所持していることが重要であるため、ゲーム全体のことを考えて押し引きの判断ができるようになると良いでしょう。
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