双竜争珠(シャンロンチョンチュ)とは – 萬子・索子で6連続の数牌の順子を揃える麻雀ローカル役
双竜争珠とは
双竜争珠(読み方:シャンロンチョンチュ)とは、筒子で雀頭を作り、残り4面子を萬子と索子のそれぞれで同じ数牌を使った数字の連続している順子を揃えると成立する麻雀のローカル役です。「シャンロンチョンチュー」や日本語読みでは「ソウリュウソウジュ」とも呼びます。
双竜争珠に関する基本情報一覧
- 翻数:4翻/役満
- 食い下がり:-
- 鳴き:不可
双竜争珠は、基本的には鳴き不可の4翻役として扱う場合が多いようです。一方で、雀頭が筒子の5だった場合にのみ役満扱いするルールも存在しています。
流し満貫のように固定で満貫扱いすることもあり、その場合は他の役とは複合できず単体で計算します。
双竜争珠の条件
双竜争珠は萬子と索子でそれぞれ「123・456」のような数が連続した順子を作ると成立します。一方で、「123」と「678」の順子が2つずつというように、数が連続していなくても成立を認める場合もあるようです。
いずれの定義にしても、「使う数牌が重なっていると成立しない」「待ちには制限がない」という点です。これらの条件を満たせば使う牌はどの数字でも問題ないので、採用する場合は「数字が連続している必要があるか?」「雀頭は筒子の5に限定するか、筒子ならすべてOKか」という部分を決めておきましょう。
双竜争珠と複合できる役・できない役
単体役としない場合、待ちや構成牌によっては平和やタンヤオなどとも複合可能です。
どの定義でも複合できる役を挙げるとすれば、他にも以下のものがあるかと思います。
双竜争珠に関連するローカル役
清盃口
清盃口は、双竜争珠と同様に使う数牌によって役の成立が左右されるローカル役です。同じ数牌を使った二盃口を揃えると成立します。
双竜争珠で覚えておきたいポイントまとめ
双竜争珠は、一気通貫が中国で清龍と呼ばれるように、長くつながった順子を2匹の龍(竜)に見立てた役。
ローカル役としての知名度はさほど高くなく、翻数・面子・雀頭のすべてに定義の揺れが見られます。採用する場合は、これらをきちんと決めておくようにしましょう。
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