端牌(ハシハイ/ハジハイ)とは?1,9牌を指す麻雀用語
端牌とは
端牌(読み方:ハシハイ/ハジハイ)とは、数牌の1と9を指す麻雀用語です。麻雀で数牌は1〜9まであり、並べた際に端になる牌であることからこのように言われています。また、端牌は「老頭牌」とも呼ばれており、この「老頭」が付く麻雀役も存在します。
端牌の活かし方
端牌は[12]や[89]といったベンチャンの状態になった際に、両面待ちにならず使い勝手が悪いため牌効率の観点からも1,9,字牌は優先して切るということが初心者向けにはよく言われます。
後述する麻雀役に活用できたり、あえて残しておくことで安全牌になりやすかったりします。
端牌を使った役
麻雀には、この端牌を使うことが条件の役がいくつかあります。一般的に採用されている通常役の中で、端牌を必ず使う役を紹介します。一見バラバラでアガリから遠い手牌でも、チーやポンを活用することで高い打点が見込める手牌に化けることもあるでしょう。
チャンタ・純チャン
チャンタは面子に必ず字牌または端牌が含まれる役、純チャンは面子に必ず端牌が含まれる役のことです。端牌は枚数が少ないことから必然的に順子の種類が少なくなるため、三色同順や三色同刻との複合が見込めます。
▼チャンタの手牌例
▼純チャンの手牌例
混老頭・清老頭
混老頭は面子に必ず端牌または字牌を使い、すべてを刻子で揃えると成立する役。清老頭は面子に必ず端牌を使い、すべてを刻子で揃えると成立する役です。チャンタと純チャンのように、「字牌と端牌」または「端牌のみ」が条件の違いです。
国士無双
国士無双は、13種類ある字牌と端牌を1枚ずつすべて揃え、そのうち1種類をもう1枚揃えると成立する役満です。役満の中では比較的出現確率は高いものの、4人麻雀で揃えるのは難しい役です。
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