麻雀の河(ホー)とは?捨て牌を並べる場所のことを指す麻雀用語

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麻雀の河とは?

麻雀の河(読み方:ホー)とは捨て牌を並べる場所のことを指し、卓の中央部に位置します。各プレイヤーはツモ番の度に捨て牌を表向きで左から並べていき、リーチをする場合のみ横向きに置きます。また、捨て牌は6枚を1列とすることが一般的です。

河に関連する麻雀用語

捨て牌読み

他プレイヤーの河にある捨て牌の情報から、放銃を避けることなどに関して考えることを捨て牌読みと呼びます。

例えば、他家の河に么九牌が特に多い場合には中張牌チュンチャンパイを多用するタンヤオの可能性が考えられますし、逆に他家の河に中張牌が多ければ么九牌を多用したチャンタなどの可能性が考えられます。

また、河にある捨て牌に対するスジについて考えることで安全牌危険牌の予測にも繋がります。

現物

麻雀の現物(読み方:ゲンブツ)とは、他家の河にある牌を指す用語です。麻雀ではフリテンのルールがあるので、すでに自身が捨てた牌では他のプレイヤーに対してロン和了ホーラできないため、リーチやテンパイしているプレイヤーの河にある現物は確実な安全牌となります。

枯れる

麻雀の「枯れる」とは、同一の牌が4枚全て河に出てしまうことを指します。麻雀では同じ牌は4枚しかないので、牌がなくなったことを「枯れた」と表現しています。

マネマン

真似満貫(読み方:マネマンガン)とは、通称マネマンと呼ばれる麻雀のローカル役です。相手の捨て牌を決められた巡目分同じ牌を捨てると満貫とするルールで、巡目や条件に揺れがあるものの、真似している途中で自分と相手の捨て牌にポンチーが入ると無効になるのが一般的です。

河に関連する麻雀役

流し満貫

荒牌平局(途中流局とならず、王牌を14枚残した状態で流局となること)となった時に、河に並ぶ牌が全て么九牌ヤオチューハイであり、かつ捨て牌が他家に鳴かれていない場合、1つの役として流し満貫が成立します。

河底撈魚

河底撈魚(読み方:ホウテイラオユイ)とは、その局の最後に捨てられた牌でロン和了する麻雀の1翻役です。役の名前にも使われている「河底」という言葉にはは「河の最後」という意味があります。

麻雀の河に関して覚えておきたいポイントまとめ

各プレイヤーが捨て牌を並べる場所のことを河と呼び、「ホー」と読みます。一般的にはそのまま日本語読みで「かわ」と言うことが多いでしょう。

他家の河の情報は重要であり、安全牌・危険牌の予測に役立ちます。裏を返せば、他家から見た自分の河の情報も重要ということになります。他プレイヤーに自分の手牌進行や組んでいる役を悟られないようにすることも戦略の一つかもしれません。

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